肛宴のお龍

46.にごり酒

「次、どなたか精嚢を押さえてやってもらえませんか?」

「今度は俺だ。この長い指なら精嚢だっていちころだぜ」

別の若い衆が大きな手を広げると、ヤクザ達が笑った。相模屋が再びこの若い衆を呼び、耳元で何事か囁いたが、何も知らないお龍は左右から抱きかかえられるように再び立ち上がらされ、大きく脚を開かされた。

「いくぜ、お龍さんよ」

既にたっぷりと菜種油を付けた三本の指を周りに見せてから、その若い衆はお龍の後門に長い三本の指を差し込んだ。

「あぁ、いやぁ」

「じっとしてるんだぜ……、お、これだな。卵のすぐ手前に二つある」

「きっとそれでしょう。今度は気を遣ってもしゃがみ込まないように、しっかりと身体を支えてやってくださいな。それから脚も閉じないように押さえてて下さい」

相模屋が言うと左右の若い衆がお龍の二の腕をしっかりと握り、別の二人がそれぞれ左右の太腿に抱きついた。

「いくぜ」

長い指の若い衆がニヤリと笑いながら指を曲げた。

「キィィィィイイイ」とお龍が悲鳴を上げながら裸身をガクガクと震わせたが、左右から4人のヤクザにがっしりと抱きかかえられていては脚を閉じることもしゃがむことも出来ない。

「ほおお、出ましたな」

相模屋がニヤリと笑いながら精嚢液を茶碗で受けると、「もう一度だ」と若い衆が再び指を曲げ、お龍は裸身を震わせながら「ククククッ」と呻いて、再び白濁液を吐き出した。

「精嚢は二つありますから、左右順番に押さえて下さいな。そうすれば長く楽しめますから」

「承知しやした。それじゃ今度は左だ」

次第にコツを掴んできた若い衆の長い指が、恐ろしいほど的確にお龍の精嚢を右左と交互に捉え、その度にお龍は白濁液を吐き出しながら絶頂に達した。しかも左右の二の腕と両太腿を四人の若い衆にがっしりと掴まれているので、絶頂に達して太腿を きつく閉じることはおろか、しゃがみ込むことも裸身をくねらせることも出来ず、お龍はただただ歯を食いしばり、後で縛られた両手を爪が食い込むほどに握り締めるしかなかった。

「もう出ないようですな」

お龍の大きな陰核を見つめながら相模屋が言った。

「じゃあ、精嚢の乳搾りはこれくらいにしましょう。大した腕前でしたな、ご苦労様でした」

相模屋にほめられると指の長い若い衆は満足気に指を抜いた。

「しかしまだ量が足りませんな」

相模屋が茶碗の中を覗き込みながら言った。

「でもどうするんだい?」と親分が言った。

「肝心のところを忘れてませんか?そろそろ一杯に溜まってるはずですよ」

「それなら私の出番だね」とお銀が前に出てきた。

「おお、そういう事か」と親分が顔を綻ばせた。

「さあ、お龍さん、もう何のことか分かるでしょう?」

お龍はハッとした顔をしたが、「いいえ、分かりません」と横を向いた。

「おや、そうですか、ではこれでどうでしょう?お嬢様をこっちへ連れて来て下さい。新妻には良い勉強になるでしょうから」

相模屋が言うと、手拭いの猿轡を嵌められたままのお京が連れてこられた。

「お、お嬢様は向こうへやって」

お龍はお京と目を合わせないように横を向いたままで言った。

「おや、お嬢様に見られて都合の悪いことでもあるんですか?」

「あっ、いえ、そんな」

「じゃあ、お嬢様にもここに居てもらいましょう」

「あぁ、お願いです、それだけは」

「分かりませんな、見られて都合が悪いわけではないのに向こうへ行って欲しいとは」

「あぁ、許して」

「お龍さん、一体何をされると思ってるんですか?」

「あぁ、それは」

「言えないならお嬢様の身体に聞くことになりますよ」

相模屋が合図をすると若い衆がお京の胸を少し肌蹴け、お京の悲鳴が上がった。

「あぁ、やめて、お嬢様には手を出さないで」

「じゃあ、言ってもらえますね」

「あぁ」

「お龍さん、何度も言わさないで下さいよ」

「あぁ、言います、言いますから」

「よろしい、では何をさせられると思ってるんですか?」

「あぁ、お、お銀さんに私のあそこを弄らせようと」

「あそことは?」

「わ、私のお豆を」

「ほお、それで?弄らせてどうするんでしょう?」

「あぁ、弄らせて、最後には気を遣らせようと」

「気を遣るだけならさっきから何度もしてるのに、どうしてお嬢さんが居ては困るんですかな?」

「あぁ、あそこで気を遣ると最後には……」

「最後には?」

「しゃ、しゃ、射精してしまいます!」

そこまで言うとお龍は「アァァァァ」と泣いて顔を背けた。

「ほほう、陰核を弄って射精させるとは、これはまた凄いことを思いつきましたね」

「アァァ」

「私はただお龍さんの唾液をこの茶碗に入れてもらえないかと。まあ言えば間接的な接吻ですな。それを思ってただけなんですが、お龍さんの思いつきの方が楽しそうですな。では予定を変更してそうすることにしましょう」

「あぁ、そ、そんな、あぁ、あぁぁ」

相模屋が言うと四人の若い衆がもう一度しっかりとお龍の裸身に抱きつき、お銀がお龍の斜め前に座った。

「最後の一滴まで絞り取ってやるから、いい声で泣くんだよ」

「あぁ、嫌です、あぁ、いやぁ」

お龍が必死にもがこうとするが四人がかりで押さえられていてはびくともしない。

「おい、お京にも手伝わせたらどうだい。新妻の実地研修ということで」

親分が言うと一同がドッと湧いた。

「あぁ、それだけは、お嬢様にさせるのだけは許して」

お龍が激しく顔を左右に振るが、それは却ってヤクザ達を喜ばせるだけであった。

「それは名案ですね、私が手取り足取り教えてあげますよ」

お銀が手招きすると、直ぐにお京の縄が解かれ会席膳を挟んでお銀の反対側に座らされた。

「お京、いいか。お前の指でお龍にとどめを刺す、つまり射精させるんだ。それをしない限り卵産みはさせないからな。つまり侘びも入れようがないというわけだ。分かったな」

親分が言うとお京は蒼白な顔を左右に振った。

「そ、そんなこと」

「おい、お龍、お前からもよく言い聞かせるんだ」

親分が横を向いているお龍の顎に手をかけて言った。

お龍は半泣きだった。お京に自らの陰核を弄らせ、しかも射精させるという悪魔でも思い付かないようなことを、お龍自身が頼まねばならないのだ。

「お、お嬢さん。こ、こんなことになって申し訳ありません。でも、でも、ここを乗り切れば、あと、あと一つ卵を産めば、一緒に帰れるんです。だから、わ、私がどうなろうが気にしないで、お銀さんの言うとおりにして下さい。お願いです、お嬢様」

「お、お龍姉さん」

お京は涙を流しながらお龍を見上げた。

「私のためにお龍姉さんがこんな辛い目に。許して下さいね。できるだけ優しくしますから」

「優しくだとよ、いじらしいね」

お銀が言うとヤクザ達が大笑いした。

「じゃあ、始めるよ。もう十分に濡れてほぐれてるから、まずは二本の指で割れ目を広げてやるんだ」

お銀はそう言いながら自分の人差し指と中指を揃えてお京の方へ突き出し、軽く開く動作をした。

「さあ、やるんだよ」

「あぁ」とお京は喘いだが、これ以上の抵抗は無理と諦めたのか、右手をお龍の局部の方へ差し出すと、二本の指を伸ばした。

「ほら、指で開くんだよ」

「お龍姉さん、許して……」

お京はそう言うとお龍の局部をじっと見つめながら揃えた細い二本の指を熱く濡れているお龍の陰裂の縁にわずかに触れた。

「あぁぁぁ」とお龍が喘いだ。

「そこから開くんだよ」

「許して、お龍姉さん」

涙を流しながらお京が二本の指をゆっくりと開くと、陰裂が少し口を開き、「はぁぁぁ」とお龍が喘いだ。

「そう、その調子だよ。そのまま上の方まで大きく開いてやりな」

お京は無言で頷くと、ゆっくりと二本の指を動かし、お龍の陰裂が徐々に上の方まで開いていった。

「あぅぅぅ、あぅぅぅ」

「もう少しで大事なものが見えるはずだよ」

お京がお銀に言われるままに指をさらに動かして陰裂の最上部を開いた途端、「いやぁ」とお龍が大きく喘ぎ、その奥から桃色に光る陰核が顔を出した。

「上手いもんだ。ところでお前さんは右利きかい?」

お京が頷くと、「それならまずは今開いているところを左手で押さえるんだ。大事なところは右手で弄れるようにね」とお銀が言った。

お京は頷くと左手の二本の指を伸ばして、開いている陰裂を押さえた。

「よしそれでいい。じゃあいよいよお豆さんを弄ってあげようね。そこはとても敏感だから優しくするんだよ」

お銀はいつの間にか真剣になってお京を指導している自分が可笑しかったが、覗き込んでいるヤクザ達の真剣な眼差しの前では笑えなかった。

「ほら、今度は右手の親指と人指し指で、そのお豆を摘むんだ」

お京も真剣な顔でお龍の局部をじっと見つめながら、ゆっくりと右手を伸ばし、人差し指で軽くお龍の陰核に触れた途端、「クゥゥゥゥ」とお龍が呻き、裸身をガクガクと震わせたのでお京は慌てて両手を引っ込めた。

「おや、もう気を遣っちまったのかい。そんなに動かしたら出来ないじゃないか。お前達もちゃんとしっかりと抑えてないと」

お銀に言われて四人の若い衆はもう一度お龍の裸身を抱えなおし、さらに一人が後ろから腰に抱きついた。

「よし、それでいいだろう。お前さんも気を遣るのはいいが、身体を動かしちゃいけないよ。分かったかい」

お銀にきつく言われてお龍は頷くしかなかった。

「じゃあもう一度。さっきは優し過ぎたね。今度はもっとしっかりと摘んでやるんだ」

お銀に促されてお京が左手を伸ばして再び陰裂をくつろげた。お龍は「あぁぁ」と喘いだが、お京の顔を見ると続けるようにと頷いた。

お京は無言で頷くと、右手の人差し指をゆっくりと伸ばし、先ほどより少し膨らみを増したお龍の陰核に軽く触れた。

「ひぃぃぃ」とお龍は悲鳴を上げたが、気を遣ることは何とか凌いだ。

「しっかり摘むんだよ。そしてお龍が暴れても離すんじゃないよ」

お銀に言われるとお京は親指をも伸ばし、二本の指で陰核を摘んだ。

既に何度も何度も気を遣って身体中が敏感になり高ぶっているのに、その肉体の中で最も敏感な器官を摘まれたのである。しかも快感のあまり裸身をくねらせたくても五人の若い衆が力づくで 抑え込んでいるので身体を震わせることさえできない。

「クゥゥゥゥ」

お龍は呻きながら骨盤の奥を何度も何度も収縮させ、その度にお京に摘まれている陰核から愛液を溢れさせると、滑りやすくなった陰核を決して離すまいと必死になっているお京が、一層強い力で陰核を摘むことになるのである。

「クゥゥゥゥ、クゥゥゥゥ」

お龍は何度も呻きながら、顔を激しく左右に振ることしか出来なかった。

「そうだ、その調子だよ、もっと強く摘んでやりな」

お京が何かに取り憑かれたように眼を血走らせてお龍の陰核を摘んでいると、その愛らしい器官は少しずつ膨らみを増しながら陰裂の谷間から顔を持ち上げてきたのである。

「その調子だよ。根本の方を摘めるかい。親指と中指を使うんだよ」

根本を摘むと言っても陰核亀頭はほんの2センチも無いので、お京がほんの少し指をずらすだけであったが、その効果は絶大だった。

「いやぁ」とお龍が叫び、腰と太腿を押さえていた三人を振り切るように裸身をガクガクと震わせたのである。

しかしそれでもお京は陰核を離さなかった。まるで離してしまえば二度と帰れなくなると思っているかのように、必死にお龍の陰核を摘んでいた。

「クゥゥォォオオオオ」

「そこで扱くんだよ」

お銀の声も上ずっているが、お京は言われるがままに親指と中指を前後に動かした。

「いやぁ、あぁぁ」

「そのままで人差し指で先を触るんだよ」

お京はウンウンと頷き、言われたとおりに人差し指でお龍の陰核亀頭に触れた。

「キィィィィ……」と悲鳴を上げてお龍は顔を仰け反らせ、お京は一瞬動きを止めたが、「続けるんだよ」とお銀に言われると再び三本の指を動かし始めた。

「ヒィィィィ……、あぁ、いやぁ、あぁ、駄目、あぁ、駄目、出てしまいます」

「お龍姉さん!」

お京はまるで励ますかのようにお龍に声をかけながらも、指の動きは止めようとはしない。

「あぁ、許して、許して」

「そのまま続けるんだ」

相模屋がそう言って湯呑茶碗を陰核のすぐ下に構えた。

「最後まで離すんじゃないよ!」

お銀が言った途端、「あぁ、いや、いや、あぁ、イヤァ、イヤァ」と叫びながら、ついにお龍は射精を始めたのである。

五人の若い衆ががっちりと身体中を押さえつけているために裸身をくねらせることも出来ないお龍は、 泣きながら顔を左右に振ったが、そんなことでは射精が止まるはずもなく、絶頂の証の白濁液をドクンドクンと相模屋の持つ湯呑茶碗に吐き出したのである。

「イヤァァァァァアアアアァァァァァ」

そして脈動が次第に弱くなるにつれて、大きく膨らんでいた陰核は元の大きさに戻っていったが、最後までお京は指を離さなかった。

「よくやったな、お京。それでこそ西の娘だ」

親分が言うと、お京は我に返ったのか、慌ててお龍の陰核から手を離すと、ワーッと泣き崩れた。

「あぁ、許して、お龍姉さん、あぁ、何て酷いことをしてしまったの、あぁ、お龍姉さん」

「いいえ、お嬢さん、これでいいんです。立派に役目を果たして下さいました。だから泣かないで、お嬢さん」

今まさに万座の中で、自分が救い出すはずであったお京に陰核を弄られ、何度も気を遣り最後には射精までさせられるという、これ以上には考えられない恥ずかしい姿を見せたお龍は、五人の若い衆に身体を抱えられながら、射精したばかりの上気した顔でお京を慰めたが、 ふと我に返って自分がしてしまったことを思い出すとワァーワァーと泣きじゃくった。

「中々の美しい師弟愛ですな、これは、ハッハッハッ」

相模屋が言うと親分が銚子を差し出し、何種類もの白濁液や透明な愛液が混ざった湯呑茶碗に酒を注ぎ足した。

「これは美味そうなにごり酒ですな」と相模屋が言って茶碗をゆっくり回すと、白濁液が酒と混ざり合って得も言われぬ様相を呈した。

「では」と相模屋は一口啜るとしばらく口の中で味わったあと、ごくんと飲み干した。

「おお、これは美味ですぞ。親分さんもぜひ。あまり残ってませんが」

相模屋が湯呑みを差し出すと親分は、「ではお言葉に甘えて」と一口啜ると同じようにゆっくりと味わってから飲み干した。

「確かにこれは美味ですな。さっきのよりも匂いも味も一層濃密ですな。やはり最後の射精が効いてますな、ハッハッハッ。おい、お龍、お前も飲んでみるか。お前の身体から出たもんだが中々いけるぞ」

「そ、そんなもの、要りません」

お龍は涙に濡れた顔を背けた。

「そうか、じゃあ俺が最後の一滴まで」

親分はそう言って茶碗を傾けてズズッと啜った。

「さあ、これで準備は整ったよ。それにしても何度もよく気を遣るもんだね」

お銀がからかうと、「あまり前戯で張り切りすぎると本番が心配ですな」と相模屋が畳み掛けるが、「いや、このお龍の場合は底なしですから」とお銀が答え、一同が大笑いした。

「さあ、本番だよ、お龍さん」

お龍の裸身を抱えていた若い衆が離れ、お銀がお龍の尻をピシっと叩くと、お龍は「ヒッ」と短い悲鳴を上げたが、目の前でニヤニヤ笑っている相模屋の顔をキッと睨み、一つ二つと大きく深呼吸をしてからまるで局部を相模屋の顔にくっつけんばかりに前に進むと相模屋の醜く膨れた腹の上にゆっくりとしゃがんだ。

「あぁぁ」

お龍の局部から太腿にかけてが相模屋のぶよぶよした下腹部に密着し、相模屋が両手でお龍の裸身を抱きかかえると、すかさず若い衆が二人がかりでお龍の足を掴み相模屋の背中に回して足首を縄で固定した。


inserted by FC2 system