肛宴のお龍

21.陰核吊り

真剣な顔になったお銀さんが、私の胸の上で揺れている金属の輪に大きな錘を掛けた途端、私は大声で叫びました。

「イィクァァァアアア」

クリトリスが千切れるような 激痛が一瞬走り、『痛い!』と叫ぼうとしましたが、直後にクリトリスを襲った引き摺り出される異常な感覚は激痛をも吹き飛ばしてしまい、私は意味不明の言葉を発することしか出来なかったのです。

私は叫びながら必死になって腰を突き上げて、クリトリスが引き摺り出されるのを少しでも防ごうとしました。

「そんなはしたない格好をしたって、テグスは錘で引っ張ってるんだから同じだよ、フッフッフ」とお銀さんが笑いました。

「ヌゥァァァアアア」と私はまたしても意味不明の言葉を発し、 恐る恐る股間に目をやると、大きく開いた太腿の間で、恥ずかしげに濡れた口を開いている私の陰裂の間から、クリトリスが親指ほどの長さにまで引き摺り出されています。 思春期になってその存在を意識しだしてからは、時にほんの少し顔を覗かせることはあっても、常に陰裂の中に姿を潜めていたクリトリスが。

「イヤァァァァァアアア」

信じられない光景を目の当たりにした私は、そう叫ぶことしかできず、四つの錘が揺れる度にクリトリスが引き摺り出されそうになる異常な感覚をただただ耐えるしかないのです。

濡れて光っている桃色の亀頭部の根元に巻き付いたテグスはピンと張って、天井からぶら下がっている角材に取り付けられた第一の滑車に掛かっています。そこから角材と平行にこちらに向かって第二の滑車に掛か ったテグスは、そこからさらに下に向い、その先に掛けられた四つの錘が私の乳房の上で揺れています。錘が揺れる度に、桃色の亀頭部が千切れそうに吊り上げられ、肌色のクリトリス胴部も一緒に私の身体から離れてしまいそうなのです。

「それにしても見事に引き摺り出されたもんだね。これだけ大きなお豆は始めてだよ。これは弄り甲斐があるね」

「アゥゥゥゥウウウ」

少しでも腰を動かせば錘が揺れて余計にクリトリスが引き摺り出されるので、私は必死にこの異常感覚を耐え忍びます。

そして普段は陰裂の中に隠れている 女体の中で最も敏感な器官を限界まで引き摺り出されるという衝撃に少しずつ慣れて来ると、今度は花台を跨ぐように太腿を大きく開いたあられもない格好が改めて羞恥心を呼び起こします。 黒塗りの細長い花台の上に、両手を後手に縛られたまま仰向けに載せられている私は、唯一身に着けていた肌襦袢の前を大きく拡げられているのですから。

当然上半身も露わで、たわわに膨らんだ乳房には先程から鉄二さんがねちっこい愛撫を与えて下さっていて、私は堪らずに時折喘ぎ声を漏らしてしまいます が、それでも身体をくねらせることは我慢しないといけないのです。

「アァァァァ」

「やっと落ち着いてきたようだね。じゃあ、そろそろお豆弄りを始めましょうか。最初は一番細い筆だよ」

お銀さんはそう言うと、細い筆を私に一旦見せてから薬瓶に浸すと、吊り上げられてフルフルと震えているクリトリスに向けました。

「いきなり先っぽでは刺激が強すぎるだろうからね」

お銀さんはそう言うと、筆の先をクリトリス胴部の中程に近づけました。

クリトリスの胴部と言っても、普段は陰裂の奥深く、いえ、きっと身体の奥深くに隠れているので、自分でも触れたことはありません。それなのに無理やり引き摺り出されたその器官を筆で弄られるのです。

「あぁぁ、怖い、あぁぁ、止めて下さい」

哀願の声はお銀さんを喜ばせただけで、細い筆がそろりとクリトリスを撫で、私は「ヒィィ」と悲鳴を上げながら、動かしてはいけない腰をくねらせてしまいました。

四つの錘が大きく揺れ、次の瞬間にはクリトリスが一層強い力で吊り上げられます。

「イィクァァァアアアアアア」

あぁぁ、千切れる。

「馬鹿だね、じっとしてないとお前さんが痛い目に合うんだよ」

「イィィ・・・クァァァアアアアア」

快感と痛みを必死に堪えてじっとしていると悔し涙がボロボロと溢れます。

そして次第に錘の揺れが収まってくると痛みも徐々に和らいできたのですが、思わず「アァァ」と喘いだ声が余りにも艶めかしくて自分でもドキッとした瞬間、鉄二さんの愛撫を受け続けている乳房がブルっと震えたのです。

「アァァァ」

引き摺り出されたクリトリスを筆で弄られるという非情な責めとは対象的な乳房への優しい愛撫は、まるで恋人に愛されているような至福の快楽を私に与えてくれます。

「アァァァ、て、てつ・・・」

鉄二さんという言葉を何とか飲み込みましたが、頭では否定していても身体は鉄二さんの手を求めていて、歓喜の涙さえ零れてくるのです。

「アゥアゥアゥ」

私は身体の反応に戸惑いながら泣きました。

「涙が出るほど感じるのかい、お龍さんよ?」

私は何も言えずにただ首を振ります。

「じゃあ、もう一度だ。腰を振ろうが振るまいがお前さんの好きにするがいい」

筆がクリトリスに近づき、私は目を瞑って祈ります。鉄二さん、もっときつく乳房を揉んで。

細い筆が再びクリトリスをそろりと撫で、私は「ククククク」と歯を食いしばり、身体を仰け反らせ、腰を宙に浮かせるようなはしたない格好をして凄まじい快感に耐えます。腰がブルブルと震えますが、辛うじて腰をくねらせずに快感をやり過ごした途端、骨盤の奥がキューンと収縮してクリトリスの中を熱いものが流れた気がしました。

「アゥゥゥゥ」

「おや、先走り汁が出たよ。これは意外に早く射精しちゃうんじゃないかい。それじゃ、もう一度だ」

お銀さんの細い筆が再びクリトリスを撫でます。

「クククゥゥァァァアア」

またも腰をくねらせないように必死に歯を食いしばり、身体を仰け反らせて耐えますが、ブルブルと腰が震えるのは避けられません。そして再び骨盤の奥がキューンと収縮してクリトリスの中を熱いものが流れました。

「アアァゥゥゥ」

「また、出たね、お龍さん、これじゃ次で射精しちゃいそうだね。覚悟するんだよ」

しかしお銀さんが筆を近づけようとすると相模屋さんが「ちょっと待った」と止めます。

「そんなに直ぐに射精させてしまっちゃ面白く無いでしょう?」

「それもそうだ」と親分さんも言います。

「ここはお龍さんにもう少し有利な条件にしてあげませんか?」と相模屋さんが言います。

「どういうことだい?」と親分さんが尋ねます。

「さっきみたいに後門を弄ってやるんですよ。そうすれば女みたいに気を遣りやすくなるでしょう」

「それは面白い」

「私はいいですよ」とお銀さんも頷きました。

「それじゃお龍さん、さっきみたいに後門を弄りやすい格好をしてもらえますかな?いえ、もちろんお龍さんが望めばということですが」

相模屋さんにそう言われましたが、すぐには決心はつきません。今のままでは間違いなく射精してしまうのは明らかですが、だからと言ってさっきの恥ずかしい格好を再びするなんて。しかもその後で後門に指を入れてもらわないといけないのです。

私は返事が出来ずに黙って横を向いてしまいます。

「おやおや、お望みじゃないみたいですな。それじゃ、お銀さん、もう一度筆で」

「分かりました。じゃあ、お龍さん、いくよ」

「あ、待って」と言い終わらないうちに再び筆がそろりとクリトリスを撫でました。

「クゥゥァァァアア」と必死に歯を食いしばり、身体を仰け反らせて耐えようとしましたが、ブルブルと震える腰を少しだけくねらせてしまい、四つの錘が大きく揺れ ます。

そして次の瞬間にはクリトリスが強い力で吊り上げられたのです。

「イィクァァァアアアアアア」と言葉にならない喘ぎ声を上げながら耐えますが、クリトリスが千切れそうな激痛が快感を一層凄まじいものにします。そして、「クァァァアアアアアア」 と叫んだ時には再び骨盤の奥がキューンと収縮してクリトリスの中を熱いものが流れたのです。

「ほら、また出たよ」とお銀さんが言いました。

もう駄目です。このままでは射精してしまいます。私は意を決して両脚を大きく開いたまま、膝が胸に付くほどに腰を曲げました。お尻が斜め上を 向き、アヌスがはっきりと見えているはずです。

身体を動かしたので四つの錘が再び大きく揺れ、クリトリスが千切れそうになりますが私は歯を食いしばって我慢し、そして恥ずかしい言葉を口にしました。

「こ、こうもんを弄って下さい!」

「おや、とうとう言いましたね。でも誰に弄って欲しいか言わないと。ここには大勢いますよ」

相模屋さんが私の顔を覗き込みながら言いました。

「あ、ああ、そんな、あ、ああ、さ、相模屋さんに」

「ほほう、ご指名とは嬉しいですな。では」

相模屋さんはそう言うと菜種油の壺に二本の指を漬けてから、私のアヌスにピタリと付けたのです。

「アァァァ」

「これでいいですかな?」

「アァァ、中へ、後門の中へ」

「おやおや、後門の中へですか。それでは」

そう言いながら相模屋さんは二本の指をアヌスに挿入してきます。

「アァァァ、アァァァァア」

「それじゃそろそろ筆で」

お銀さんが細い筆を近づけます。

「あぁ、待って、お銀さん、待って下さい。ああぁ、相模屋さん、早く、早く、前立腺を弄って下さい!」

「ほほう、前立腺をお望みとは。ほら、こうするとどうですかな」

「アゥアゥ、アァ、そう、そこ、あぁ、ありがとうございます!」

相模屋さんの指が憎らしいくらい巧みに前立腺を弄ると、私は一気に絶頂に駆け上がります。

しかしそうはさせまいと、「じゃあ私も筆で」とお銀さんが細い筆でクリトリスを撫でます。

「クゥゥァァァアア」

歯を食いしばって腰をくねらせないように必死に耐えますが、またもや熱いものがクリトリスの中を流れるような気がします。

「さ、相模屋さん、も、もっと強く」

「こ、これでどうだ」

相模屋さんの声が聞こえると同時に、前立腺が爆ぜたかと思いました。

「オオオオオォォォォォォ」

自分でも驚くほどの咆哮を上げながら全身がきつく硬直します。

「オオオオオォォォォォォ」

一度ならず二度も。

「オオオオオォォォォォォ」

いえ、三度も。

フーフーと息を吐きながら正気に戻ってきましたが、両脚は大きく広げたままで、膝もしっかりと乳房に押し付けていました。

「ほほう、見事に気を遣りましたな。前立腺液が一滴溢れただけで」と相模屋さんが言いますが、私は「アアァァァ」を喘ぐことしかできません。

「そろそろ後門を緩めて……」

またしても相模屋さんの指をアヌスで喰いしめたままでした。

「アァァ、ごめんなさい」と詫びを言いながらアヌスの力を抜くと、指がゆっくりと抜かれました。

「一回戦はお龍さんの勝ちだね。大したもんだよ」とお銀さんが筆を丸盆に戻しました。


inserted by FC2 system