肛宴のお龍

8.膨らむ首

源太の一物へのお龍の挑戦は凄惨を極めた。 シーンと静まり返った座敷には落ち着き払ってお龍を指図する源太の声が響くだけで、源太の一物に喉の最奥を突かれる度に繰り返えされるお龍の空嘔吐の叫びは、口中を埋め尽くした肉塊によってくぐもった音としてしか漏れて来なかった。しかし時折肉塊が抜かれると、どこにもいない援軍に向かって叫ぶかのようなお龍の壮絶な空嘔吐が座敷中に響き渡ったし、後手に縛られた上体をもがきながら激しく咳き込む姿は周りを取り囲んでいるやくざ達の興奮を煽ったのである。

「大分コツを掴んできたようだな、お龍さんよ」

一旦一物を抜いた源太は苦悶の後をありありと残すお龍の顔を見ると満足そうに頷き、親分や相模屋がそんなお龍の顔をしっかりと見えるように、大きな身体を横に向けた。無言でお龍の身体に愛撫を加えていた四人の若 い衆もその手を止めた。椅子に座った親分が身体を乗り出して、苦悶の余韻に「あぁー、あぁー」と激しく喘ぐお龍の顔を覗き込むと、相模屋やお銀も近寄って来た。

「まあ、これは酷いね。いい気味だよ」

お銀がはやし立てたお龍の顔は、夜会巻きに結った髪こそ、かなり乱れてはいるものの形を留めていたが、半ば麻痺したようにだらし無く開いた唇から流れ出ている大量の唾液とも粘液ともつかぬものが幾筋ものドロドロした 濁りを帯びた半透明の流れとなって 、逆さまになった細面の美貌を覆い尽くしていたのである。

そして今抜いたばかりの源太の巨大な一物もその半透明の粘液で覆われ、さらにそこからドロリと紐状に垂れ下がっている太い粘液の糸はお龍の唇にまで届いていた。

「さあ、休憩はこれくらいにしてもう一度だ。折角ほぐれた喉がまた固くなっちゃいけないからな。でもその前にまず俺の一物を綺麗にしてくれよな、お龍さんよ」

源太に言われるとお龍は、その一物を見ようと瞬きをしながら顔をキョロキョロさせた。しかし、ほんの少し前までは妖艶かつ凛々しかった二つの大きな眼は何度も溢れさせた涙に加えて、口から流れだしたドロドロの粘液に覆われてい て、何度か瞬きをした位では視力はもどらなかった。

「こっちだよ、お龍さん」

そう言って源太が一物をお龍の唇に触れさせると、お龍はまず舌で舐め始めたが、それでは到底埒があかないと分かると、軽く開いた唇を押し付け、ズルズルと粘液を吸いだしたのである。

「よしよし、良い子だ、その調子だ」

そしてお龍が一物を綺麗に吸い尽くすと、「よし、それくらいでいいだろう」と言って源太は 再びお龍の正面に立った。

「じゃあもう一度だ。今度はもう少し深くまで入れるから、しっかり飲み込むんだぞ」

源太にそう言われてもお龍は何も言えずに頷くだけだったが、源太はお龍の顔を大きな手で掴むと、全く衰えを見せていない一物を唇に当てた。そしてお龍が大きく口を開き、舌を精一杯出すと、巨大な肉塊をお龍の口の中へと押し込んでいき、 同時に四人の若 い衆の愛撫が始まった。

咽頭反射は慣れろと言われてすぐに慣れられるものではない。しかも源太の一物は人並み外れて大きいので、それが喉の奥を通過しようとする時に起きる空嘔吐もまた強烈なのだが、あまりの苦しさに、必死に上体をくねらせて肉塊から逃れようとするお龍の顔を源太の大きな手がしっかりと挟みつけるのである。

「おお、いいぞ、お龍さん、大分入っただろう、ここまで俺のを飲み込んだのはお前さんが二人目だぜ」

源太の嬉しそうな言葉とは対象的にお龍のもがきは一層激しくなった。

「おい、誰か、お龍さんの肩と腰を押さえてくれ。暴れて喉を怪我するといけない」

源太がそう言うと若い衆がバラバラと寄ってきてお龍の身体を押さえつけた。

「お龍さんよ、この先が狭くなってるんでちょっと辛いが、ここでもう一度舌を思いっきり出すんだ」

源太に言われてお龍は必死の形相で舌を差し出した。

「あぇぇえええーー」

「そうだ、それで舌と一緒に飲み込め!」

源太がそう言うなり腰を突き出すと、身体を押さえつけている若い衆達を弾き飛ばすようにお龍が激しくもがき、喉の奥で苦悶の空嘔吐が激しく響いた。

「ぉおお、入ったぞ。お、おお、そ、そうだ、そうだ、お龍」

源太の声が上ずった。

「お、おい、みんな見てくれ、お龍の首を、ほ、ほら、膨らんでるだろう、ここまで俺のを飲み込んでるんだ!」

突然興奮しだした源太の声に皆が集まってきて、花台の上に顔を仰け反らせて仰向けになったお龍の首を覗きこんだ。

「こ、これは」

相模屋が唸った。

細面の顔に似合うお龍の細い首がその中心線に沿って、喉の窪みに達するまで異様に膨らんでいるのだ。そして源太がゆっくりと一物を抜くと膨らみは消え、再び挿入するとむくむくと現れるのであった。もちろんその度にお龍は苦悶の空嘔吐を起こし、後手に縛られた上体を激しくもがかせるのであった。

「源太、俺にもやらせろ!」

そう言った 鉄矢は既に素っ裸で、股間には隆々と勃起した一物を揺らしている。

「もちろんですよ、鉄矢兄さん」

そう言って源太が一物を抜くと、お龍は顔にべっとりと付いた唾液を飛び散らせながら激しく咳き込んだ。

しばらくして咳が止 み、見えない眼を瞬かせながらお龍が健気に大きく口を開けると、源太と場所を入れ替わった鉄矢が「お龍、もう一度だ、今度はもっと奥まで入れてやるからな」と言って、 反り返った見事な一物を押し込んでいった。

しかし鉄矢が腰を突き出した途端、お龍は「ぉぇえっ」と言うなり顔を背けてしまい、鉄矢の一物が口から飛び出したのである。

「お前、俺のが飲み込めないのか!」と鉄矢が喚くと、源太が「まあまあ鉄矢兄さん、無茶をしちゃいけませんよ。喉の奥まで飲み込むんだからゆっくりしてやらないと」となだめに入ります。

「そうだな、スマン、スマン、お前のデカいのを見た後なんで焦ってしまったみたいだな。じゃあ、お龍よ、今度はゆっくりしてやるから、ちゃんと飲み込むんだぞ」

そう言うと鉄矢は源太のやり方を思い出すように、両手でお龍の顔を挟み、お龍が口を開けて舌を突き出すのをまって、ゆっくりと一物を押し込んでいった。

「ぉぉおお、これか、これが喉の奥だな」

感慨深げに鉄矢が言ったので、周りの者たちが笑ったが、お龍は当然のことながら空嘔吐を耐えるのに必死である。

そしてさらに少し押し込んだところで鉄矢は腰の動きを止めた。

「こ、ここが狭くなってるというところだな」

「お龍さん、さっきみたいに舌を突き出すんだよ」と源太が言った。

そしてお龍が上体をくねらせながら思いっきり舌を出すと、「今だ、鉄矢兄」と源太が叫び、すかさず鉄矢が腰を突き出すとお龍は苦悶の空嘔吐に耐えながら一弾と激しくもがいた。

「ぉお、膨れてるぞ、見てみろ、膨れてるぞ」

源太の一物が入った時ほどの太さや長さは無いが、確かにお龍の首の上のほうが少し膨れていた。 そして鉄矢がゆっくりと一物を抜き差しするたびに、その膨らみは消えてはまた現われたのである。もちろんその度にお龍が空嘔吐に耐えて上体をくねらせたことは言うまでもない。

「ぉお、これは堪らんな」と鉄矢の声が上ずってきた。

そして何度かそれが繰り返されたところで源太が言った。

「鉄矢兄、そのままじっとしていて下さい。お龍さん、それを飲み込んでみな、もちろん本当には飲み込めないが、飲み込もうとしてみろ」

源太に言われてお龍が空嘔吐に耐えながら鉄矢の一物を飲み込もうとすると、今度は鉄矢が呻いた。

「おぅ、うぅ、うぅ」

そして、「あぁ、い、いかん」と言って一物を引き抜いてしまった。

「な、何なんだ、今のは」

「あれはね、喉の筋肉で一物をしごいてるんですよ。それにしても初めてでそこまでできるとは、お龍さんはやはり只者じゃないね」

源太がしきりに感心していると、鉄矢が「じゃあ、もう一度だ」と言って、お龍の顔を両手で掴むと再び一物を口に押し込んだ。

「鉄矢兄、今度は無理に我慢せずに、喉の奥に出してもいいんですよ。そこは食道だからそのまま胃袋まで直行です。何ともいい気分ですよ」

「そうかい、源太、それじゃ」と鉄矢が言うと、お龍が再び舌を思いっきり突き出し、それに合わせて鉄矢が一物をさらに押し込んでいくと、激しい空嘔吐にもがくお龍の首はぷっくりと膨れていた。

そして源太に指示されるまでもなく、お龍は先程のように一物を飲み込もうと空嘔吐に耐えながら喉の筋肉を動かすのであった。

「ぉお、おぅ、うぅ。こ、これだ。これは、堪らん、く、くそ、喰らえ、お龍ぅううう!」

叫びながら鉄矢が果てるときもお龍は喉の筋肉の動きを止めず、源太はお龍の口に下腹部を押し付けながら何度も呻いた。そして満足した鉄矢が一物を引き上げる時にも、お龍は唇をぴたりとそれに吸い付かせ、ズルズルと粘液を吸い込んでいったので、お龍の口から外に出た一物には濁った粘液は少しも付いていなかったのである。

「そんなに美味かったかい、お龍よ」と鉄矢が満足そうに言うと、お龍はドロドロに汚れた顔のままで頷いた。

「見事だな、お龍さんよ」と源太が呟いた。

「それにしても源太よ、さっきはあんなに深く入らなかったと思うが、まるで俺の一物が長くなったような気がしたぜ」

「そうなんですよ、鉄矢兄さん。普通の体勢だと女の額とか鼻が下腹部に当たってしまいますから。でもああやって仰向けにして首を後ろに曲げると、本当に根元まで入るんですよ。だからちょっと長い一物を持ってたら首が膨らむところまで入りますよ」

源太の説明を聞いて、若い衆達がざわめきだした。やってみたいと思う反面、もし首の膨らみが出来なかったら、自分の一物が短いことを証明するようなものなので、二の足を踏んでいるのである。

それを見ていたお銀がイライラするように言った。

「情けないねお前たちは。相模屋さん、見本を見せてやって下さいよ、自慢のもので首をぷっくりと」

「ええっ、私が頂いていいんですかい?親分、先にされませんか?」

相模屋が言うと、東親分は「いや、俺はもういい。後の為に取って置かないといけないからな」と相模屋に勧めるのだった。

それじゃあ、と言って相模屋は立ち上がって素っ裸になり、既に元気を取り戻している自慢の物を、大きく開けて待っているお龍の口に押し込んでいった。そして何度かお龍に空嘔吐を起こさせながら、少し弛んだ下腹部にお龍の顎がめり込む程にまで押し込んでいくと、お龍の細い首には太くて長い膨らみが浮かび上がった。

「ぉおお、これは堪りませんな。さっきも良かったですが、この体位はこたえられませんな」

相模屋はそう言うと早速抜き差しを始め、そろそろ限界と感じて再び再奥で一物を止めると、まるでそれを待ってたかのようにお龍が喉の筋肉を動かして相模屋に止めを刺したのだった。そして 十二分に満足した相模屋が 「ふぅー」と大きなため息を付いてふらつきながら一物を抜く時には、やはりそれに付いた粘液を丁寧に吸い取ったのであった。

相模屋に続いて次には鉄二が、そして勇敢な数人の若い衆がお龍に立ち向かった。鉄二を始め多くははっきりと膨らみを作ることができてニンマリしたが、中には如何に奥までねじ込んでもまったく膨らみが出来ず、周りから冷やかされてこそこそと一物を引き上げるものもあった。結局お龍はこの仰向けの体位で新たに十人程の者の精液を喉の奥 のさらに奥、つまり食道で受け入れたのであった。

「さあ源太、そろそろ止めを刺しておくれ。だけどお前は食道で射精しちゃいけないよ。ちゃんと口の中でしてお龍に飲ませるんだよ」

お銀がそう言うと、源太は「分かってますよ、お銀姉さんの企みは、十分に」と言ってニヤリとした。

そして無残に汚れたお龍の顔を見ると、「でもその前に、お龍さんの顔を綺麗に拭いてやりましょうよ、お銀姉さん」と言った。

そしてお銀に近寄ると、「どうせなら綺麗な顔を蹂躙する方が気分が良いでしょう?」と囁いた。


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