エピソード III〜 静子

15.戸惑い

「まあ、もうこんな時間。そろそろオフィスに戻らないと」

女が言いました。

「土曜の午後も仕事なの?ドリーさん?」

静子が尋ねます。

「ええ、ベンチャーは休み無しなんです。静子夫人もご存知でしょ?」

「そうね。でもその格好では行かないわよね」

「もちろんです。一度家に帰ってから、マイクに戻って」

「そう。じゃあまたお会いしましょう。今日は楽しかったわ」

「私もです、静子夫人。でも何度もお願いしますが、私のことはトガワさんには内緒にして下さいね」

「もちろんよ、あなたと私だけの秘密よ、ドリーさん」

「ありがとうございます。それと・・・」

「なあに?」

「そろそろ、ドリーって呼び捨てにして下さい。ドリーさんって呼ばれると何だかよそよそしくって」

「いいわよ、ドリー」

「ありがとうございます、静子夫人」

二人は立ち上がると軽く抱き合い、そしてドリーと名乗る女が何度も振り返りながら去って行くのを 眺めながら、静子は彼女を一体自分はどうしようとしているのだろうと何度も何度も自問しました。

『やっぱり岡田夫人に相談しましょう』

昨夜もお邪魔したところなのに構わないかしらと電話をしたところ、幸い岡田夫人は在宅でしかもマーロンも一緒です。今、夕食の準備をしているところだから直ぐにいらっしゃいと言われて、静子はデザートを幾つか買うと岡田夫人のお宅に向かいました。

* * *

「面白くなってきたわね」

食事をしながらずっと話を聞いていた岡田夫人は、静子の持ってきたミルフィーユを食べる手を休めて言いました。

「でもあなた本当についてるわよ。コージさんが出資しているベンチャーの開発責任者を恋人にするだけでも上出来なのに、その彼、いえ彼女が実はTGだなんて。しかもあなたしか知らないのでしょう?」

「僕もTGの女性と付き合ったことあるけど、彼女は既にフルタイムで女性だったから、シズコみたいなスリルは無かったよ」

マーロンがエスプレッソを啜りながら静子を見詰め、そして微笑みます。

「私、どうしたらいいのか分からなくて」

静子がティラミスを口に運びながら呟きます。

「分からないって、また会いましょうって言ったのでしょ?」

「ええ」

「じゃあ、明日にでも会ってみれば?まだキッスもしてないのでしょ?」

「もちろん。さっき始めて会ったばかりなんですもの」

「明日はコージさん帰ってくるの?」

「ええ、夜には」

「じゃあ、お昼間は大丈夫ね」

「ええ」

「静子さん、何をためらってるの?」

「何って・・・それがよく分からないんです」

「きっと彼女がTGだからじゃない?」

マーロンが言いました。

「そうかも」と静子が答えました。

「TGは女性と同じだよ。彼女はまだ手術はしてなかったよね」

「ええ」

「じゃあセックスの時は違うけど、それ以外はまったく同じ。シズコはレズの経験があるんだから大丈夫だよ」

「そうなのかしら・・・」

「まだ分からない?」と岡田夫人が言いました。

「でも彼女はマイク、つまり開発の責任者でもあるんですよ。投資家の妻である私とそんな関係になるかしら?」

「それは彼、いえ彼女次第よ。静子さんが悩むことじゃないわ。あなたは単に浮気相手が欲しいだけなんだから」

『浮気相手か・・・』

静子は心の中で呟きました。

「そうでしたね。浮気相手ですものね」

「そうよ、恋の奴隷よ」

浮気相手が欲しいだけという岡田夫人の言葉は妙に説得力があって、静子は何となく納得して自宅に戻りました。 しかし、シャワーを浴びてベッドに入っても、果たしてドリーという女が自分の誘いに応じるだろうかと悩み続けました。

* * *

夢の中で静子はドリーという女を追いかけていました。女は黒いレザーのスーパーミニドレスを着ていて、形の良い脚をほとんど付け根から露出して颯爽と街を歩いています。静子は必死に追いつこうとするのですが、脚が重くてなかなか追いつきません。やっと追いつきそうになると女は 急にブティックに入ってしまって 混み合った店内で静子は女を見失ってしまうのです。静子が諦めて店を出ると、今度は道の反対側を女が歩いていますが、横断歩道が無くて静子は向こう側へ渡ることができません。やっと車の切れ目が出来て静子が車道に足を踏み出した途端、クラクションを鳴らされて静子は目を覚ましました。

目覚まし時計のベルが鳴り響いていました。

『これじゃ私が恋の奴隷になりそう』

静子は苦笑いしながらベッドから抜け出すと、熱いシャワーを浴び、コーヒーとヨーグルトの朝食を済ませました。

午前9時を過ぎた頃、静子は思い切って女に電話を掛けました。

「はい、マイクです」

男が電話に出て静子は驚きましたが、直ぐに同じ電話番号なのだと納得しました。

「静子ですけど」

「ああ、静子夫人」

マイクが少し緊張したのが分かりました。

「ドリーさんはおられる?」

「え、ええ、ちょっと待ってください」

十秒間ほどの沈黙の後、女の咳払いの音が聞こえます。

「もしもし、静子夫人、ドリーです。昨日はとても楽しかったですわ」

「私もよ。ねえ、今日も会えない?夜には主人が帰ってくるんだけど、夕方まで私は空いてるの」

「えーと、お昼前からなら大丈夫です」

「じゃあ、12時少し前に迎えに行くわね。住所は昨日聞いたから。どこかでお昼ご飯を食べましょう」

「はい、静子夫人。ではお待ちしています」

電話を切ると静子はフーッと大きく息を吐き出しました。

『意外にあっさりとOKしてくれたわね。私が考え過ぎてたのかしら』

静子は急に元気が出てきた気がして、溜まっていた洗濯物をウォッシャーに放り込んでスタートボタンを押してから、掃除機で家中の掃除を始めました。

* * *

12時5分前にドリーのアパートに着いた静子が車を止めて階段を登っていくと、ちょうど玄関のドアを開けてその女が出てくるところでした。

「ドリー!」っと静子が呼ぶと、女は振り向き、「静子夫人!」と満面に笑みを浮かべながら大きく手を振ります。

女の格好は昨日のような大胆なドレスではなくて、明るい青色のローライズ・ジーンズに身体にフィットする真っ白の長袖のシャツを着ています。

『良かった』

静子は女の姿を見てホッとしました。静子もブルージーンズにピンクのシャツを着ていたからです。もしかして昨日のような大胆なドレスだったら釣り合わないなとちょっと心配だったのです。

「よく似合ってるわ」

静子が言うと女は恥ずかしそうに微笑みます。

「静子夫人も素敵ですわ」

「そう?ありがとう。さあ、どこへ行く?」

「私はあまり知らないのですが、プロムナードはどうですか?すぐ近いし」

「良いわね。案内して」

女の道案内で静子がサンタモニカ・プロムナードに向けて小豆色のSL-500を走らせると、ほんの4,5分で駐車場に着きました。

「ホント、すぐ近くなのね」

「そうなんです。それに・・・」

「それに?」

「ここは色んな想い出の場所なんです」

「どんな?」

「ローラと始めてデートしたのもここだし、私が始めて女装で外出したのもここだし、それにホルモンの効果が出てきて始めてミニドレスを着て出かけたのもここなんです。いつもローラと一緒だったのですけど」

「そうだったの」

「だから静子夫人と始めてお出かけするのもやっぱりここかなって」

「そんな大切な思い出と同じに考えてくれてるのね」

「もちろんです、静子夫人」

女はそう言うと真剣な顔でじっと静子を見詰めます。

『私は浮気相手が欲しいだけなのに、もしかしてドリーは真剣なのかしら?まさかそんなこと無いわよね』

二人は女がよく行ったというイタリアンレストランに入りました。そして二人ともレモネードを注文した後、女は始めて女装した時にこの店に入った話を静子に聞かせるのでした。ウエイターがレモネードを持って戻ってくると、女はその時と同じ小海老のバスタを注文し、静子はシーフード・サラダを注文しました。

食事が運ばれると静子は昨日あれだけ根掘り葉掘り聞いたのに、またしても女の過去のことを聞きたがりました。そして女は嫌な顔一つせず、それどころかまるで自分の過去を曝け出すのが快感であるかのように、楽しそうに、時には顔を赤らめながら静子の質問に答えたのでした。

静子は我ながらどうしてこんなに落ち着いて、こんなに聞きにくいことを尋ねられるのだろうと不思議に思いました。いつもの静子ならとても聞けないような立ち入ったことでも、この女の顔を見ていると、自然に口からすらすらと言葉が出てくるのです。

『不思議な人』

時間をたっぷりとかけた昼食を終えると二人はプロムナードを歩きました。どの店もクリスマスセールの真っ最中です。女は何度も来ている所為かどの店にはお洒落なドレスがあるとか、アクセサリーならどの店とかとても詳しく、静子は久しぶりで女友達と買い物をする楽しみを思い出したのでした。

何件目かのブティックで女がピンクのセーターを手に取りました。

「これきっと似合いますよ」

「そお?」

女が静子の身体にセーターを当てます。

「ほら、とっても」

「試着してみるわ」

セーターを手にして試着室に入った静子がしばらくしてカーテンを開けると、「まあ、とっても素敵ですわ」と女が感嘆します。

「ちょっと胸の切れ込みが大きくない?ブラが見えそうだわ」

「ハーフ・カップのデミ・ブラだったら大丈夫ですよ」

「そうね。じゃあこれを買うわ。ねえ、ドリーにもお揃いのを買ってあげるわ」

「私にも?」

「そお、あなたも似合うわよ。ちょっと待ってて、あなたに似合う色を探してきてあげる」

静子はピンクのセーターを着たまま、先ほどのコーナーに行くと、直ぐに淡いグリーンのセーターを持って戻ってきました。

「どお?」

「まあ、綺麗な色」

「着てみて?」

「ええ」

女が試着室に入ると、静子はカーテンを閉めて外で待ちます。

「このシャツはボタンが多くて・・・」

女は静子に話しかけながらシャツのボタンを外しているようです。

「もうすぐです」

女がシャツを脱ぐ音がします。そして直ぐにカーテンが開くと、頭を左右に振って髪を整えながら女がニッコリ笑っています。

「良く似合うわ、ドリー」

「ありがとうございます!」

「ブラも全然見えないわね」

そう言いながら静子は近づいて女の胸を覗き込み、女が下着を付けていないことを知ります。

「まあ」

静子が小さな声で驚きます。

「あまり大きくないから、普段は付けないんです」と女が囁きます。

「まあ、そうなの。付けない方がセーターの胸のラインが綺麗ね」

「静子夫人も付けずに着てみます?」

静子はここでブラを外すのかと少し迷いましたが、「今はいいわ。帰ってから試してみる」と断りました。

「じゃあ、決まりね。それも戴きましょう」

女は再び試着室に入るとカーテンを閉め、しばらくすると真っ白のシャツに着替えて現われました。確かに下着の線は一切現われていません。さっきまで静子はシャツの生地の所為だと思ってたのですが、ブラを付けてなかったとは。そう言えば、胸の揺れ方も違います。

「何かおかしいですか?」

静子がじっと胸を見詰めていると女が微笑みます。

「あっ、いえ、あなたの胸のラインが綺麗だなって思って」

「ああ、そんな。静子夫人のほうがずっと素敵ですよ」

「ありがとう。じゃあ、交代ね」

静子が今度は試着室に戻ってカーテンを閉めます。そしてピンクのセーターを脱いで、鏡に映った純白のブラを見た瞬間、静子は自分もブラを外したい衝動に駆られたのです。

『私も素肌にシャツを着たほうが綺麗かしら』

しばらく鏡の中のブラを着けた自分とすぐ下で揺れているブラで覆われた胸を交互に見つめていた静子でしたが、ついに決心して大きく息を吸い込むと両手を後ろに回してフックを外したのです。そして素早くブラをハンドバッグに仕舞うと、先ほどまで来ていたピンクのシャツに手を通します。前のボタンを留めると乳首が布地に擦れて、思わず喘ぎ声が出てしまいそうです。鏡に横姿を映し入念にチェックしてから、2枚のセーターとハンドバックを手に取ると静子はカーテンを開けました。

「お待たせ!他には何かある?」

「いいえ、これで十分です」

「じゃあ、レジに行きましょう」

静子が支払いを済ませて二人が店を出ると、女が耳元で囁きます。

「もしかしてブラを外しました?」

「分かる?」

「ええ、とっても素敵ですよ。胸の形がとっても綺麗だから」

「そお?ありがとう、ドリー」

二人はそれからも何件かの店に寄りましたが、結局はそれ以上は何も買わずに、静子がそろそろ帰らないといけない時間になりました。

「とっても楽しかったわ」

「私もです、静子夫人!」

SL-500を走らせながら静子は隣に座っている女の胸にチラリチラリと視線を走らせます。

『ドリーはブラを付けてない。そして私もブラを付けない快感を知ってしまったみたい』

そして車が女のアパートに着いた時、静子は思い切って女に尋ねました。

「少しだけあなたの部屋にお邪魔していいかしら?さっきのセーターを一緒に着てみたいの」

女の顔が一瞬強張ったような気がしましたが、直ぐに女は笑みを浮かべて、「もちろんですよ、ぜひ一緒に着てみましょう」と答え、静子はホッとして車を駐車場に止めました。

「あんまり片付いてないですが」と言いながら女が玄関のドアを開けて静子を部屋に招き入れます。

「お茶でも入れますから、そこにお座りになって」

女が美しい朱色のソファーを指差します。

「ああ、お茶はいいわ。そんなに時間も無いし。ちょっと着てみたかっただけだから。バスルームを借りていい?」

「それだったら、寝室を使って下さい」

女はリビングの奥のドアを開けると、中を覗き込んで何も問題が無いのを確認してから、「どうぞ」と静子を案内します。

「いいの?」

「もちろんです」

ブラインド越しに西日があたっている寝室は白い壁の所為もあってとても明るく、真ん中にはクイーンサイズのベッドが置いてあって、ベージュのカバーが被せてあります。

「じゃあ、失礼するわ」

静子が入ると女は外に出て、「私は向こうで着替えてきます」と言うとドアを閉めました。

『ここがドリーの寝室なのね』

静子は自分がとても大胆なことをしているような気持ちになってきました。シャツのボタンを外す指が心なしか震えています。そしてシャツを脱いで上半身裸になると、先ほどのブティックの紙のバッグからセーターを取り出して頭から被りました。目を下に向けると深い胸の切れ込みから豊満な乳房が少し顔を出しています。

静子は一つ、二つ、深呼吸をすると寝室のドアを開け、リビングルームに戻ります。

「とても素敵ですよ、静子夫人」

既に着替えを済ませて窓の外を眺めていた女が振り返ると駆け寄ってきます。そしてスッと手を伸ばして静子の手を握った瞬間、静子は電気が流れたような気がして、ピクンと身体を震わせました。

「鏡の前へ」

女は静子の手を引くと玄関脇の大鏡の前に静子を案内します。

「ほら、素敵でしょ?」

「本当だわ」

さっき試着室で着たときはフルカップのブラを付けていたので、胸の隆起そのものはもっと大きかったし、幾何学的には美しい形をしていましたが、今こうして素肌に着てみると、自然な乳房の形が程よく現われて、自分でもハッと息を呑むような魅力的なシルエットを創りあげています。

そして隣には少し小ぶりとは言え、やはり美しいシルエットを浮かび上がらせている女が静子を見つめて微笑んでいます。

「静子夫人の乳房の形が美しいからですよ」

『そうなのかしら』

日本人にしては豊満な方だとは思ってましたが、今まで特に乳房の形なんか褒められたことが無かったので、静子は女の言葉が嬉しくて鏡の前で何度も身体の向きを変えては自分の姿に見入っていました。そして身体を動かすたびに複雑に揺れる乳房のシルエットもまた、今までブラによって隠されていたことを静子は知ったのです。

「本当に素敵だわ。ありがとう、ドリー」

そう言いながら女のほうを向いた静子は、いつのまにか女の両手を握っていました。

「ドリー」

静子は真剣な顔で女をじっと見詰めます。

「静子夫人」

女の顔からも笑みが消えます。

静子は女の両手をさらに引き寄せると、手を離して女の背中に両手をまわします。そして少し背の高い女を抱き寄せると顔を上に向けて唇を少し開きました。

静子の背中に回った女の手にも力が入り、静子もまた抱き寄せられます。

女の顔が近づいてきます。そして女の唇がゆっくりと開き、静子が目を瞑った瞬間、熱いものが静子の唇に押し当てられました。

静子が堪らずに大きく唇を開いて舌を伸ばすと、女の舌が絡んできます。負けずに舌を絡ませていると、熱い唇に舌を吸われて身体中の力が抜け、女の腕に身体を預けてしまいます。必死の思いで今度は女の舌を吸うと、甘い唾液が身体を溶かしそうで、腰が震えて立っておられず、再び女の腕に身体を預けてしまいます。

「ああぁ、駄目よ」

やっとの思いで唇を離した静子が喘ぐように言いました。

「御免なさい、静子夫人」

「違うの、謝らないで。私が誘ったのだから。でも今日はここまでにしましょう。もう帰らないといけないから。バスルームを使わせてね、メイクを直さないと」

「ああ、寝室のを使って下さい、そっちの方が広いですから、静子夫人」

女はハァーハァーと荒い息をしながら静子を抱くように再び寝室へ案内します。そして静子を鏡の前の椅子に座らせると寝室を出ていきました。

小さいけれど整理の行き届いた化粧台の鏡に顔を映すと、自分の口紅と女の口紅の両方で唇が見るも無残です。

『これじゃレズビアン丸出しだわね』

静子は苦笑しながら一旦口紅を丁寧に落としてから、もう一度塗りなおしました。そして目の周りも少し直し、髪の毛の乱れも整えるとリビングに戻りました。

「また会ってくれる?」

「もちろんです。いつでも」

静子は女を抱き寄せると、顔を近づけ、軽く唇を合わせました。

「また電話するわ」

「お待ちしてます」

静子がドアを開けると女も一緒に出ようとしますが、「ここでいいわ」と言われて留まります。

「じゃあね、ドリー」

「はい、静子夫人」

踊るような足取りで廊下を進んだ静子が階段の手前で振り返ると、女が手を振ります。静子も軽く手を上げ、軽やかに階段を降り駐車場に止めた車のところまで来てもう一度振り返ると、また女が手を振ります。今度は静子も大きく手を振り、SL-500に乗り込むとルーフトップを開きます。夕暮れの風を切って走りたい気分なのです。

キーを回すとV8のエンジンが低い唸りを上げ、シート越しに心地良い振動で身体を揺すられた静子はその時、下着がかなり濡れていることに気付きました。

そして玄関でずっと静子を見送っている女もまた、Tバックの中に潜めたペニスをぐっしょり濡らしていたのでした。


inserted by FC2 system