エピソード II〜 ジーナ

9.ビキニでサイクリング

すっかりビキニの虜になった私は 週末ごとにローラを誘ってはビキニでサンタモニカのピアや海岸を歩きました。直ぐ南のベニスビーチへもよく行きました。そしてスタイルの良い女の子達がホットパンツやビキニ、そして稀にはTバックでローラースケートをしたり、サイクリングをしている姿を見かけたのです。

私もビキニでサイクリングをしてみたい。それもあの女の子達のようにビーチ沿いの道をゆっくり走るだけでなく、街中やバイクロードを颯爽と走ることができればどんなに素晴らしいか。股下4インチの超ミニショーツでのサイクリングには大分慣れていた私ですが、ビキニでバイクロードを走ることを想像しただけでペニスが濡れてしまいます。

さて問題は適当なビキニを見つけることです。ビーチをゆっくり走るだけならビキニの水着でもいいのですが、私の目的はあくまでもバイクロードなのでバイクショーツでないと長時間のサイクリングには適しません。そして見つけたのがトライアスロン用のウエア、デ・ソト社 のトリキニ・ブリーフです。サイクリングだけでなくマラソンも水泳もしなくてはならないトライアスロンはその為にショーツの短いものが多く、極端なものはビキニのボトムなのです。

私が買ったのはピンクのビキニ。サイドの幅は2センチ程しかなく、前の切れ込みもかなりきつめですが膨らみは目立ちません。トップはスポーツブラのようにAカップの乳房をしっかりと支えてくれます。

流石にいきなりアパートからこの格好で出かける勇気は無く、最初は超ミニショーツを上に穿いて出かけました。そして海岸沿いまで来たところでショーツを脱ぐのです。

ビーチ沿いだと時折ビキニで自転車に乗っている女の子もいますが、私のように本格的なロードバイクに乗っている人は稀です。そしてビーチを離れるとまずビキニで乗っている人にはお目にかかりません。太腿を付根まで晒し、お腹も下の方まで露出させてバイクロードを走る快感は癖になりそうです。

散々楽しんでペニスをぐっしょり濡らした私は再び超ミニショーツを穿いてアパートへと戻ります。いつもドキドキしながら穿いていた超ミニショーツもビキニに較べれば全然平気です。露出の快感ってすぐに慣れてしまうのですね。

そして実際に二週間後にはビキニのボトムのままアパートから出発したのです。アパートの住人の目を気にしながらビキニ姿でバイクを持って階段を降りるだけでペニスが濡れ始めます。住宅地ではスピードをそんなに出せないので、人々の視線をじっくり浴びることになります。信号待ちで止まっている車の横に私がバイクを止めると、男性は大抵ニッコリと笑って私を眺めます。女性は無視する人がほとんどです。でも最も感じるのは横断歩道を渡る人たちに間近に見られる時です。サングラスを掛けてなかったらとてもこの恥ずかしさには耐えられないでしょう。

ビーチに着く頃にはボトムに染みが出来ないかと心配するほどペニスはぐっしょりですが、ビキニで出発した所為か気分も高揚しているので、少し遠いマリブまで行ってみることにします。今日の天気は快晴ですがそんなに暑くはなくサイクリングには最適です。海からの涼しい風をビキニから露出した肌に浴び、追い越して行く男性達から時折声を掛けられながらのサイクリングはとても心地良く、私は快調なペースでペダルをこぎ続けています。 街中では恥ずかしいビキニも海沿いのバイクロードでは心地良さが勝っているのです。

マリブビーチに近づいてきたのか少しずつ人が多くなってきました。少し先には小さな駐車場があるようで、車が何台か止まっており何人かが佇んでいます。

私はブレーキを掛けてスピードを落としながら近づきます。どうやら何かの撮影らしく、カメラマンや反射板を持った助手の姿が見えます。

ゆっくりと通り過ぎようとすると、若い男性が、「エクスキューズ・ミー」と叫んで手を振りながら近づいてきます。

まあ、どうしたのかしら?でも間近でビキニを見られるのは恥ずかしいわ。

躊躇しているうちに少し行き過ぎてしまいましたが、男性が必死で叫んでいるのでUターンをして 戻り、左足のロックだけを外して男性の前にバイクを止めて左足を地面に着きます。バイクで走っている時は恥ずかしさも薄れますが、ビーチでも無いところでビキニで人と向き合うなんて。私は平静を繕う為に、「フー、フー」と大きく息を吐いてから尋ねます。

「どうかしたの?」

「すみません、サイクリング中に呼び止めて。僕はデ・ソト社のピート (Pete)。今、ウエアの撮影をしているんですが、ぜひあなたを撮らせていただけませんか?」

えっ?私を撮りたいって?

「ああ、そんなの無理。無理です。私はモデルじゃないし」

相手にせずに立ち去ろうと私はペダルに乗せた右足に力を入れます。

「あっ、待って。トリキニ・ブリーフがそんなに似合う人も珍しいんですよ」

えっ、似合ってるの?

「でも、モデルじゃありませんから」

「ああ、我々も以前はプロのモデルを使ってたのですが、最近は実際にうちの製品を着てもらってるユーザーさんにモデルになってもらってるんです」

ピートは良く日に焼けた顔を微笑ませながら、真っ直ぐに私を見つめています。

「そうなの。私でもいいの?」

「もちろんですよ。ほら、あそこでポーズを取ってる女性もさっき通りがかった人なんです」

ピートが指差す方を見ると、確かにバイクショーツとタンクトップ姿の素人っぽい女性がカメラの前に立っています。 でもバイクショーツなら未だしも私の着ているのはビキニです。そんな姿をカメラに写されるなんて。

「ああ、顔は出しても出さなくてもどちらでもいいです。ぜひお願いしますよ。お礼に、ウエアを一着差し上げますから」

顔は出さなくていいんだ。それでウエアをもらえるのなら。

「顔は写さないのね。念のためにサングラスを掛けたままでもいい?」

「もちろん。ウエアの宣伝だから顔はどっちでもいいんです。でもヘルメットは外してもらえますか?」

「ヘルメットならいいわよ」

「わあ、やった。ありがとう。失礼ですがお名前は?」

ビートが握手を求め、私はピートの手を握りながら応えます。

「あっ、御免なさい、ピート。私はジーナよ」

「素敵な名前ですね、ジーナ。じゃあ、こっちへ来て」

何だかピートにうまく乗せられたような気がしますが、 私を撮りたいだなんて、そんなに似合ってるのかしら?胸も小さいし、ウエストもそんなに括れてないし。でも女性に見えたことだけは確かなようです。それだけでも私は嬉しくて、バイクを押しながらピートを追って駐車場の端に止めてあるバンの方へ歩いていきました。

「バイクはそこのチェーンに留めて、ヘルメットも一緒にね」

私はヘルメットを脱いでサングラスを外すとサドルの下の小さなバッグからタオルを出して顔の汗を拭います。そしてサングラスを掛けなおすと、言われた場所にバイクを繋いでロックを掛けます。

「こっちで簡単な書類に記入してもらえますか?連絡先が分かればいいだけなのです」

私はバンの横に置かれた椅子に座ってテーブルの上の書類に名前と住所等を書き込みます。名前はもちろんジーナ。

「これでいいですか?」

書類を渡すと ピートは私の身体を上から下までじっくり眺めてから、「後を向いて、ジーナ」と言い、私がクルリと背中を向けるとまたしばらく眺めてから、「OK、ウエアは殆ど新品だね」と言います。

「ええ、まだ二三回しか着てないわ」

「じゃあ、こっちへ来て。こう見えても僕はスタイリストなんだよ。最初ピンクのウエアで撮ってから別の色に着替えて撮らしてもらってもいいかな?撮影後はそのウエアはプレゼントするよ」

「いいわよ、ピート」

駐車場の海側は岩場になっていてちょうど前の女性の撮影が終わったところです。

「ちょっと待ってて」

ピートは岩場に降りて行くとカメラマンに近づくとしばらく話していましたが、こっちを見て手招きをします。

カメラマンは2メートル近い髭面の大男ですが愛嬌のある目をしています。

「ジーナ、こっちがカメラマンのジェフ。ジェフ、ジーナだよ、トリキニが凄く似合ってるだろ」

ジェフ (Jeff) が手を前に出したので軽く握手をします。

「始めまして、ジーナ。ジェフです。本当にお似合いですね。撮らせてもらって嬉しいです。あ、あっちにいるのは助手のケビン。おーい、ケビン、こちらがジーナさんだ。しっかり頼むよ」

反射板を持ったケビンが手を振り、私も軽く手を上げて応えます。

「じゃあ、早速お願いしようかな、ジーナ。まずは試し撮りをするから、その岩の上に立ってみてくれる?バイクシューズは滑るから裸足になった方がいいね」

私はその場でバイクシューズとソックスを脱ぐとジェフの指差す岩の上に立ちます。プロのカメラマンに撮ってもらうなんて初めてのことなので緊張します。しかも身体をかなり露出したビキニなのです。幸いどなたも私がTGだなんて思ってもいないようですが、股間を膨らませたら大変です。

カシャリ、カシャリとシャッターの音を何度もたてながらジェフは次々にジョークを飛ばし、私は笑いを堪えるのに必死で恥ずかしさも吹き飛んでしまっていました。特に難しいポーズを言われることもなく、ただ腰に手を当ててとか、後ろを向いてとか言うだけです。

途中でピートがジェフに髪を直すように言われて岩の上に登ってきます。

「ちょっともつれた感じがライダーには自然だからね」

そう言ってピートは両手で私の髪を少し乱します。

「OK、いい感じだ。じゃあもう少し続けるよ」

ジェフが叫ぶとピートは岩から降り、再びジェフのジョークが飛び交い、私は時折身体を捩って笑いながら言われたポーズを取りました。

「OK。ベーリーグッド」

ピートが下から手を伸ばしながら、「ご苦労様、とても上手だったよ」と言います。

「えっ?」

「今のが本番だよ。緊張させないために試し撮りって言ったんだよ、御免ね。着替えてからもう一度撮らせてくれる、ジーナ?」

「まあ、騙したのね」

私は口を尖らせて怒った振りをしますが、すぐにニッコリと微笑みます。素人モデルに緊張させないのが一番難しいのでしょうが、私はジェフに見事に料理されてしまったわけです。

ピートに掴まりながら岩から降りた私は、ピートと一緒に駐車場に止めたバンの中へ荷台へ乗り込みます。

中は片方が棚になっていてデ・ソトのウエアがぎっしり並んでいます。そして反対側には大きな鏡がはめ込んであり、カーテンで仕切られた試着室まであります。

「次はグレイを着てくれる?」

「いいわよ」

「はい、じゃあこれ。サイズもこれで合うはずだよ、ジーナ。値札は取っておくね」

ピートは新品のトリキニ・ブリーフとトリキニ・トップを袋から出し、値札をハサミで切ってから私に渡すとバンを降りてバタンとドアを閉めます。荷台には窓が無く、天井の照明が薄暗く室内を照らしています。

ここで着替えるのね。

私はサングラスを外して試着室に入るとカーテンを閉めます。それでも何となくどこからか覗かれていないかと心配でキョロキョロと見回しますが、どうやら大丈夫のようです。そして思い切ってボトムをずり下げた途端、ペニスの先がぐっしょりと濡れていることに気が付いたのです。

ああ、こんなままで新品のボトムは穿けないわ。

慌ててボトムを戻すと私はどこかにティッシュか何かがないかとカーテンを開けて辺りを探します。幸いなことにウエアの棚の端にペーパータオルのロールが転がっています。適当な長さを切り取って私はもう一度試着室に戻り、カーテンを閉めてボトムを脱ぐと、思ったとおりペニスの先からボトムにまで糸を引くほど粘液を漏らしていました。ペーパータオルでペニスを念入りに拭きます、ボトムの内側に付着している粘液も拭き取ります。

えーと、ゴミ箱はどこかしら?

見渡しますが試着室にはゴミ箱はなく、仕方ないので脱いだばかりのボトムの上に丸めたペーパータオルを置いて、新品のグレーのボトムに脚を通します。

まあ、サイズがピッタリだわ。

慎重にペニスをタックしてグレーのボトムを穿き終えた私は、ピンクのブラを外し、やはり新品のグレーのブラを身に付けます。これもピッタリのサイズです。

もう一度鏡で前と後をチェックします。特に股間の膨らみには注意して。

サングラスを掛けて後のドアを少し開けるとピートがこちらを向きました。

「どうだい?サイズはどうだった?」

「ピッタリよ。流石はスタイリストだわね、ピート」

「ありがとう、ジーナ。さあ、降りてきて僕に見せて」

先ほどまで着ていたピンクのボトムとトップを畳み、丸めたペーパータオルと一緒に掴んで私はバンから降ります。

「ああ、そのウエアはここに置いておくよ。ゴミも捨ててあげる」

「ありがとう。ペーパタオルを少し借りたの。汗を拭く為に」

「ああ、どうぞどうぞ。よく見つけたね」

ピートはピンクのウエアを私の手から取り上げるとテーブルの上の籠の中に入れました。そしてゴミ箱を探してキョロキョロしますが見つからないのか、丸めたペーパータオルを握ったまま、「じゃあ、もう一度岩場の方へいこう」と言います。

『ああ、手で持ってないで早く捨てて』

私は匂いに気付かれないかが心配ですが、ニッコリ笑ってついて行きます。

グレイのウエアの時は私も本番だと分かっていましたが、でも二度目ということもあり、ジェフのジョークは前にも増して強烈だったので、あまり緊張せずに撮影を終えることができました。

最後にジェフにギュッとハグしてもらい、ピートと一緒にバンに戻ります。

「本当にありがとう、ジーナ。きっといい写真が撮れたと思うよ。1週間くらいで送るからね。その時にどれをデ・ソトのウエブに載せるかも連絡するから、もし他の写真の方がいいと思ったらその時に言ってね」

「いいわ」

「あっ、それから、そのグレイのを着て行く?それともピンクのに着替える?グレイも凄く良く似合うよ」

「そうね、着替えるのも面倒だし、これを着て行くわ」

「じゃあ、これがジーナのピンクのウエア。そしてロックの鍵だよ。本当にありがとう、ジーナ」

「ありがとう、ピート。とてもいい経験をしたわ」

そして私はピートの手をギュッと握ると、止めてあるバイクの方へ戻りました。サドルの下のバッグにピンクのウエアを押し込んで出発です。撮影で思いがけず時間を取ったのでマリブにはもう行かずにサンタモニカに戻ることにします。

バンの横をぐるりと回ってバイクロードに出ると、ピートがマリブの方を向いて立っています。

「頑張ってね、ピート、バーイ」

通り過ぎながら声を掛けると、私は急ピッチでペダルを漕ぎます。

「バーイ、ジーナ!ハヴァナイスディ!」

後でピートの声がし、私は振り返らずに左手だけを少し上げます。

遠くで「エクスキューズ・ミー」とピートの叫ぶ声が聞こえます。どうやら次のモデルを見つけたようですね。

* * * * * *

ピートの言ったとおり1週間後に写真が届きました。

開けて見てビックリ。とても私とは思えません。やっぱりプロのカメラマンは凄いです。ウエブに載せたいと言ってきたのはこの2枚です。

サイクリングで会陰部オナニー」に載せてましたから皆さんご存知ですよね。 デ・ソト社のウェブでご覧になった方もおられると思います。

このように真正面や真後ろじゃなくて斜めから、しかも低い位置から見上げるように撮ると肩幅の広さが目立ちません。腰に手を当てるポーズも一役買っているようです。そして太腿の途中でトリミングすることで太腿の太さを隠し、脚を長く見せるのですね。

グレイのウエアを着た前からの写真では小さな乳房が少し透けてるようで恥ずかしいですね。また女性にしては大きな手や太い指、それに局部の膨らみ もそう思って見ると気になりますが、知らなければ分からないのでしょうか?

さて他にも何枚か写真は送られてきたのですが、1枚だけ公開させていただきます。

 

 

 

 

上のピンクのと同じポーズの別ショットです。 低い位置から撮っていただいたのでスラリとして見えますが、脚がかなり下まで映ってるので太腿やふくらはぎの太いのが分かります。またビキニのボトムが少しずれてお尻の白いところが見えてしまってます。これらが没になった原因でしょうね。

デ・ソト社のサイトは今でも素人モデルを使ってるみたいですね。でも最近は皆さん顔もバッチリ写っていますよ。


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