エピソード II〜 ジーナ

7.サンタモニカ・ピア

サンタモニカ・ピアの駐車場は未だ午前中というのに超満員です。随分探し回ってやっとローラはボルボを止めることができました。フロントグラスに日除けを付けて目隠し替わりにし、私たちは着替えるために後部座席へ移動します。 ローラは運転席の後ろの左側へ、私は助手席の後ろ、つまり右側の後部座席です。 でも、いくらフロントグラスを覆ったと言っても後や横の窓からは丸見えです。

「ここで着替えるの?」

私はドキドキしながら尋ねます。

「もちろんよ、ジーナ」

ローラはそう言いながら周りを見渡して誰も居ないのを確認するとホットパンツを脱ぎ始めます。

「Tバックの上からでは駄目かしら?」

「サイドがリングだから下着が見えちゃうわね。ジーナがこのビキニを選んだのよ」

笑いながらローラは早くもTバックを降ろしはじめ、見ている私のほうが心配になって人が通り掛からないかキョロキョロします。あっという間に下半身裸になったローラは、「車の中って意外に見えないのよ、特に下はね」と言いながら落ち着いた様子でビキニのボトムから値札を外し、脚を通すとお尻を浮かせてボトムを穿き終えました。

「ジーナも早く脱いで」

ローラに言われて私は右の窓から外を見渡し、左側そして後ろの窓からも外を確認してからホットパンツに指を掛け、お尻を浮かすと一気に太腿までずり降ろしました。そして未だ誰も周りに来ないのを確認すると、そのままさらにずり下げてつま先から抜き去ったのです。

次はTバックです。

「早くしないと誰か来るわよ」

ローラが微笑みながら周りを見渡します。

「見ててね」

私はそう言うともう一度お尻を浮かせてTバックを脱いでしまいました。

「はい、これよ」

ローラが紙袋からオレンジ色のボトムを出して渡そうとしますが、「あっ、値札が付いたままだったわね。取ってあげるわ」と言うと、綺麗な指先で値札を外し始めます。

「ああ、早く」

「急かさないで、ジーナ。あっ、紐がもつれちゃったじゃない」

「ああ、急いで!」

私は両手で前を押さえながら周りを見渡します。

「慌てないの。ほら出来たわ」

やっとローラからボトムを受け取り、脚を通していると子供の声が聞こえてきました。そして直ぐに男の子の顔がローラの左側の窓に現れたのです。

私は膝までボトムを上げたところなので両手で前を隠すしかありません。小学校の3年か4年生位でしょうか、ローラがその子の方を向いてもその子はじっとこちらを見ているのでニッコリと微笑み返すと、「パパ、女の人が着替えてるよ」と 横を向きます。

「覗いちゃだめだよ」

声と共にその子の父親らしき男性の身体が窓の外に現れ、左側に止めた車の後ろのドアを開けて子供を乗せようとしています。ローラは微笑みながら時折窓の外を見ています。

「あなたの位置からじゃ彼の顔は見えないけど、向こうからはあなたの下半身は丸見えなのよ。子供を乗せる振りをしながら見てるわよ」

「ああ、そんな」

私は今脱いだばかりのホットパンツで前を隠しますが、ローラはまるでその男の視界を拡げるかのように、窓にもたれていた身体を起こして私の方に寄って座りなおすのです。

「見せてあげれば?」

そして私が押さえているホットパンツの中に右手を入れると左手でホットパンツをさっと取り上げてしまったのです。

「あっ」

私の局部はローラの右手で辛うじて隠されています。私は慌てて自分の両手をローラの右手に重ねます。

「早く穿かないといつまでも彼はそこで見てるわよ」

窓の外ではその男が子供にシートベルトを掛けるのにてこずっているようですが、それもきっと私を見るための時間稼ぎなのでしょう。

「分かったわ。ちゃんと隠しててね」

私はそう言うとローラの右手で局部を覆ってもらいながら両手を下ろしてもう一度ボトムを掴み、膝から太腿へと引きずりあげます。そしてお尻を少し持ち上げてボトムをお尻にフィットさせます。

あとはペニスをタックして前を引き上げるだけです。でも、窓の外の男に見られながらどうしてそんなことが出来るでしょう。

私が困っているとローラが顔を近づけてきて囁きます。

「私がタックしてあげるから、そのまま引き上げればいいのよ。少し脚を開いて」

そして私が言われるままに太腿を少し開くと、ローラの右手がボトムの中に滑り込んで柔らかなペニスを会陰部に押し付けてくれ、私がボトムを引きずり上げるのに合わせてローラの右手も離れたのです。

「ありがとう、ローラ」

私は恥ずかしさで顔を赤らめながら呟きました。

「ずっと見てたわよ、あの男」

「ああ、言わないで」

「でも濡らしてたくせに」

「ああ、分かったのね」

「分かるわよ、あなたのペニスを触ったのだから」

「ああ、ローラ」

私はうっとりとローラを見つめてしまいます。

「さあ、次はブラを着けましょう。いつまでも車の中に居たくないわ」

ローラはそう言うと窓に背中を向けてタンクトップを一気に脱ぎました。豊満な乳房が揺れ、ローラは落ち着いた様子でブラを当てると両手を後に回してフックを止めます。そして窓の方を向いて私に背中を向けると、「暑いわね」と言いながら窓を開けたのです。

突然窓が開いたので外の男はきっと驚いたでしょう。「アッ、ハイ」と軽く挨拶をすると背中を向けて子供のベルトを掛け、バタンをドアを閉めると反対側に回って運転席に乗り込み、すぐに車をスタートさせました。

「もう大丈夫よ、ジーナ。肩紐を結んで」

「ありがとう、ローラ」

私はそう言うとローラのブラの肩紐を首の後ろで結んであげます。

「さあ、ジーナも、早く」

そう言いながらローラは私のタンクトップに手を掛けてあっと言う間に頭から抜いてしまいます。

「ぁああ」

そして慣れた手つきで私の背中に両手を回すと、ストラップレスブラのフックを外すのです。

私は慌ててストラップレスブラを両手で押さえます。

「はい、ジーナのブラよ」

紙袋からオレンジ色のブラを出すとローラは私の目の前でヒラヒラさせます。

「ああ、どうやって付ければ」

「一度は手を離さないと」

「ぁあ」

私は両手の力を緩めてストラップレスブラを落として乳房を抱きしめます。

「ブラを当てて」

「駄目よ自分でしないと」

ローラが微笑みながら言います。

「ローラの意地悪」

私は膨れっ面をすると右手で乳房を隠しながら左手を伸ばしてブラを掴もうとしましたが、その時、左側の空いていたスペースに上半身裸の若い男性4人が乗ったオープンカーが入って来たのです。

「ぁあっ」

慌てて私はブラを掴んで右側を向きましたが、こちら側も家族連れが戻ってきたようで窓の外が騒々しくなってきました。

「早くしないからよ、ジーナ。前を向いて付ければ大丈夫よ」

ローラはそう言って私の手からブラを取ると胸に沿って押し当ててくれ、私が両手でブラを押さえて背中を向けると後のフックを留めてくれました。そして私がブラの位置を調整して乳房にフィットさせると、肩紐を首の後ろで結んでくれたのです。

「ありがとう、ローラ」

「着替えはまだまだ練習しないとね。さあ、行きましょう」

オープンカーの若者達は私たちには気付かずに行ってしまったようで、ローラは黒のポーチバッグを掴むとドアを開けて外へ出ました。右側に戻ってきた家族連れはどうやらもっと後の車だったようで、 こちら側にも人気はありません。

さあ、今からビキニで外に出るのです。

私は少し太腿を開いて局部に変な膨らみが無いことを確認すると、一つ大きな息を吸いってからサングラスを掛け、白のポーチを掴んで右側のドアを開けました。

右脚を外に出して見上げると、眩いばかりの太陽が突き抜けるようなカリフォルニアの青空に輝いています。

「ジーナ、さあ」

いつの間にかサングラスを掛けたローラがこちら側に回って来ていて、私に手を差し伸べてくれます。

「ありがとう」

右手を伸ばしてローラの手を掴みながら身体を起こして外に出ます。

「ドキドキするわ」

試着室で付けてみた時はいくら照明があったとは言え、こんなにも身体の隅々まで照らし出されるという感じはしませんでした。何よりも太陽の日差しがビキニに覆われていない皮膚に突き刺さり、布地の小ささを身体中で感じるのです。バイクショーツで太腿を露わにするのは慣れていたとは言え、ビキニのボトムは太腿の付根まで完全に露わにしていますし、お臍からかなり下の方までの腹部を晒すという恥ずかしさも始めての体験です。

思わず腹部を手で覆っていると、ローラに注意されました。

「よく手でお腹を隠している女の子がいるけど、却って視線があつまるのよ。堂々としてなさい」

そしてローラは私の手を繋ぐと、「さあ、行きましょう」と言ってピアの方へと向かったのです。

「えぇっ、ピアへ行くの?」

「そうよ。ジーナは泳ぎたいの?それともビーチで肌を焼きたいの?」

「そうじゃないけど、ピアは人が多いし・・・」

「だからいいんじゃないの?買ったばかりのビキニを見せたいのでしょ?」

「そうだけど・・・」

「大丈夫よ、私が一緒だから」

「そうね。でも一人にしないでね」

私はしっかりとローラの手を握りなおしました。

 

ピアは大勢の人で賑わっています。ビーチのすぐ傍とは言え、女の子達の殆どはビキニのボトムの上にショートパンツを穿いています。上半身はブラだけの女の子が多いのですが、やはり下半身はビキニのボトムだけでは恥ずかしいのですね。そんな人混みの中に長身で美貌のローラが黒いビキニで入って行くのですから注目を集めるのは仕方ありません。そしてローラに手を引かれて緊張した表情で付いて行く 私も、ローラ程ではありませんが女性にしてみればかなりの長身なのです。

「皆見てるわね」

ローラの方を見ながら私は囁きます

「感じる?」

「ええ、心臓がドキドキして、骨盤の奥が熱くなってきたわ」

「私もよ」

サングラスを通してローラがウインクしたのが分かりました。

「この辺りで休憩しましょう、喉が渇いたわ。ジーナは?」

「そうね、私も欲しいわ」

私たちはソフトドリンクを売っている露店の列に並びます。歩いていても視線を集めるのに、こうして列の最後尾に二人で並んでいると、まるで見てくださいと言わんばかりです。

「大丈夫よ、ジーナ」

私の気持ちを察してローラが私の腰に手を回してくれたのですが、ローラの手がウエストに触れた途端に快感が身体を突き抜けました。身体をビクンと反応させながら「あぁ」と喘いでペニスの先を濡らしてしまいました。

「ジーナったら」

ローラは構わずにそのまま私を少し抱き寄せます。

「ありがとう、ローラ」

私は恥ずかしくて少し俯きながらローラの腰に手を回します。

「ああ、私も感じる、ジーナの手が」

こうしてローラと抱き合っているとビキニ姿の恥ずかしさが一層強い快感に変わるようで、私は真っ直ぐ顔を上げて、荒い息を吐きながらもゆっくりと周りを見渡すことができます。

私たちの順番が来て二人ともレモネードを買ったのですが、テーブルが一杯なので露店の横のフェンス沿いに立って飲むことにします。

木のフェンスに背中をもたせて互いのウエストに手を回したまま、人混みの方に向いてレモネードを飲んでいると、人々の視線が益々快感になります。

「来て良かった?」

「ええ。ビキニって素晴らしいわ」

「もうビキニの虜になったのね、ジーナ」

「そうみたい」

「じゃあ、今度は後向きよ」

ローラは私の腰から一旦手を離すとクルリと後を向いてフェンスに向かいます。日差しを浴びて輝く色白の見事なヒップを小さな黒いボトムが僅かに覆っています。

ああ、私の後姿もこんな風に見えるかしら。

「ハァー」と溜め息を付きながら私も後ろを向き、すがり付くようにローラのウエストに左手を回すと、ローラも右手を回して私の腰をギュッと抱いてくれます。

「アァ、ローラ」

私は思わず首を捻るとローラの方へ唇を近づけます。するとローラもこちらを向いて、そっと唇を重ねてきたのです。

ローラの唇が私の唇に触れた途端、再び快感が身体を突き抜けました。そしてドクンドクンとペニスの中を熱いものが流れたのです。

「もう我慢できない。早く帰りたいわ」

「私もよ、ジーナ。でも、もう少し楽しみましょ」

ローラはレモネードを飲み干すと、空になったカップをゴミ箱に放り込みます。私も慌てて飲み干して同じようにカップを捨てると、「ちょっとお店に寄って行きましょう」とローラは再び私の手を引いて人混みの中へ入って行きます。

「何か買うの?ローラ」

「特にはないのだけど、ちょっと見たいの」

私たちが入っていったのはビーチの小物を売っているお店です。もちろん水着も売ってますが、アクセサリーや遊具などが所狭しと置かれています。中は沢山の人でごった返していて、少し油断すると身体が触れてしまう程なのに、そんなところにローラは堂々と入っていくのです。

「このパレオは綺麗ね」

もしかしてパレオで腰を覆うつもりなのかしら?如何にスタイルの良いローラもさすがにビキニのボトムだけで歩き回るのは少し恥ずかしいのかもしれません。もちろん私もそうですが。

「こっちへ来て、ジーナ」

私が近寄るとローラは少しかがんで私の腰に黄色のパレオを巻きつけてくれました。太腿の付根やお尻がパレオで覆われるとホッとします。

「似合うわね」

「ありがとう。綺麗な黄色ね」

「でも他の色の方がいいかしら。ああ、あなた?どう、彼女に似合うかしら?」

ローラは通りがかった若い女性の店員を呼び止めます。

「ええ、お似合いですよ。オレンジのビキニに合ってますよ」

「そうかしら。ジーナ、向こうを向いてみて」

ローラと店員に背中を向けると店に来ているお客さん達たちと向き合うことになります。一人の男性が似合うよと言ってくれ、私はニッコリと微笑みます。

「でも他のも試してみるわ」

ローラはそう言うとサッとパレオを取り去ってしまい、男性の目が見開いたのと同時に私は「アッ」と小さな声を上げ、ペニスの中を熱いものが流れたのです。

慌てて私は男性に背中を向けます。

「これはどうかしら?」

ローラは今度は水色のパレオを私の腰に巻きつけると、「ジーナ、向こうを向いて」と言います。

「またパレオを取るんでしょ?」

「そうよ」

ローラの魂胆が分かった私ですが、このゲームが気に入ったので言うとおりに向こうを向きます。

今度は先ほどの男性に加えて、数人が私の方を見つめてニッコリ笑っています。

そして期待通り、「ちょっと違うわね」と言うとローラはサッとパレオを取り去ってしまうのです。

男性たちの視線が太腿の付根に突き刺さり、またしてもペニスの中を熱いものが流れました。私は慌ててローラの方を向きます。

「もう駄目。次はローラの番よ」

「いいわ。じゃあこれを巻いて」

ローラは私の腰から取り去った水色のパレオを私に渡すと、真っ直ぐに立って私の方を見つめます。

「どうかしら?」

私がローラの腰にパレオを巻き付けると、「いいわね。後はどう?」と言いながらローラは自分で向こうを向きます。

「中々似合うわよ」

そう言いながら私はパレオの上からローラのお尻を撫で回し、「でもちょっと違うわね」と言ってから、サッとパレオを取り去ったのです。

ローラのお尻がピクンと跳ね、「アン」と小さな喘ぎを上げてローラはこちらを向きました。

「どおだった?」

「感じたわ。もう一度して」

ローラが囁きます。

そしてさらに二度ばかりゲームを楽しんだローラはすっかり顔を上気させて熱い息を吐きながら囁いたのです。

「もう駄目。帰りましょう」


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