エピソード II〜 ジーナ

3.初体験

見られて感じる。しかもオンナとして感じる。

アパートに戻る車の中で、サングラスをかけて運転しているローラの横顔を時々見ながら、僕はその言葉を頭の中で何度も繰り返していました。

美しい姿になって人々の視線を集められたらどんなに素晴らしいかと前々から夢見ていたのは確かです。でも今それが現実になり、しかも視線を浴びてオンナとして感じている なんて。

僕がそんな思いに耽っているのをまるで知っているかのように、ローラはじっと前を向いて一言も喋りません。でも時折僕の方を向いてフッと漏らす微笑みは、当惑している僕をまるで姉のように優しく包み込むのです。

駐車場に車を止めるとローラは僕の手を引き、僕達は手を繋いで階段を登ります。ローラはその間も何も喋りませんでしたが、玄関のドアを開けて部屋に入り、ドアのロックをした途端に、「ぁあ、ジーナ!」 と喘ぎながら唇を重ねて来たのです。

『ローラ』と言う間もなく僕の唇は塞がれ、ローラの熱い舌が入ってきます。そして再びペニスが勃起し始めたのです。

「ウッ」と僕が呻いたのでローラは気付いたのか僕の下腹部に手を伸ばして固くなったものを触ると唇を離します。

「こっちへ来て」

ローラに手を引かれて僕はバスルームに入ります。

『ああ、ジーナ』

大きな鏡にジーナの美しい姿が写っています。

『これが僕なんだ』

「ジーナ、こっちを向いて」

僕が鏡に背を向けるとローラは僕を抱きしめて唇を重ねます。そしてレギンズに覆われた僕のお尻に両手を這わせながら、ゆっくりとセーターを捲り上げたのです。

「あなたのお尻が良く見えるわ」

じっと鏡を見つめながら、ローラは一旦唇を離して囁き、直ぐにまた唇を重ねてきます。

『ローラにお尻を見つめられてる』

ローラの鏡越しの視線を感じた途端、僕のお尻は熱く燃え上がり、勃起しかかっていたペニスはみるみる力を失っていきます。 そしてローラの熱い舌が入ってきても、ペニスは固くならずに骨盤の奥が熱く燃え上がるのです。

『ああ、これがオンナの人の感じ方なのかしら?』

「ジーナ、寝室へ行きましょう」

ローラは僕の手を引くと寝室へ向かい、そして後ろ手でドアをロックすると遮光のカーテンを閉め、電気を消しました。

「脱がせてあげるわ」

暗闇の中でローラが囁き、僕のセーターを捲り上げると頭から抜き去ってしまいます。

「レギンズもね」

ローラは僕の前にしゃがむとレギンズを膝下まで一気にずり下げます。

「足を上げて」

ローラに左足を掴まれて少し持ち上げると、ソックスと一緒にレギンズが抜かれ、続いて「こっちもよ」と右足からもレギンズとソックスが抜かれます。

「これも」

腰をきつく覆っているガードルがずり下ろされ足から抜かれると、僕の下半身を覆うのはローラに借りた真っ白のTバックだけです。 部屋の空気がTバックの薄い生地を通過してペニスに触れると、その先がしとどに濡れているのを改めて感じますが、ペニス自身は小さく縮んだままです。

「私も脱ぐわね」

熱い息を吐きながらローラが喘ぐように言って、僕の目の前で真っ白のセーターを、そして同じく真っ白のレギンズを脱いで、白いブラとこれも純白のTバック姿になります。

「じゃあベッドへ行きましょ、ジーナ」

ローラは僕の手を取るとベッドカバーとシーツを勢い良く跳ね除け、そして僕はローラに手を引かれるままにベッドに上がり、仰向けに横たわったのです。

「オンナ同士ってどうするのか分からないのだけど」

ローラは僕の右側に横向きになり、右手で僕の頬を撫でながら唇を重ねます。そして舌を差し込みながら右手が僕の首筋から胸に下りてブラを優しく包みます。

「はぁっ」

「感じる?」

「ええ、感じるわ」

私が喘ぐと、ローラの手はブラを越えて腹部を愛撫し、一層大きな声で私が喘ぐと、ローラの手はTバックで覆われた下腹部へと伸びるのです。

私はピタリと太腿を閉じていますが、ローラは無理強いをすることなく私の太腿を優しく愛撫します。舌を絡められローラに太腿をゆっくりと撫でさすられているうちに、とうとう 私は耐えられなくなって熱い息を吐きながら太腿を緩ませてしまいます。ローラの手がそれを見逃すはずはなく、あっと言う間に太腿の内側にローラの手が忍び込み、私は「おぅおぅ」と喘ぐのです。

『ペニスにも触れて』

口に出してはとても言えませんが、小さくなって会陰部に張り付いているペニスを下着の上からでも触れて欲しくて、私は腰をくねらせながら祈ります。

しかしローラは執拗に太腿だけを愛撫し、Tバックに覆われた恥丘には時折優しく触れるものの、決してペニスには指を伸ばさないのです。

「ぁあ、ペ、ぺ・・・」

ついに我慢が出来なくなった私が、恥ずかしいお願いを口に出しかけたとき、「さあ、うつ伏せになって」とローラに言われて私はハッと我に返りました。

自分からあんなことを口に出すなんて。

そして私はゆっくりと身体を回転させてうつ伏せになりました。

「ブラを外すわよ」

ローラの指が背中のホックを外すと、今まで胸を締め付けていたものがフッと無くなり、心細さと同時に乳房全体にジーンと快感が走りました。 そしてそのまま五本の指は私の背中を撫で回すのです。

「はぁぁ」

「こっちも愛して欲しいのでしょ?」

ローラの指が少しずつ背中の下の方へ降りて行き、Tバックの横紐にひっかかって止まりました。

「ええ、お願い」

指はゆっくりと横紐を越え、Tバックを食い込ませたお尻を撫で回します。

「ぅうううう」

「ジーナのお尻。引き締まってて素敵よ」

「あああぁ」

ローラの両手が私のお尻を撫で回し、私は溜まらずに少しずつ太腿を開いてしまいます。するとローラは私の気持ちを察して、太腿の内側に指を差し入れてくれるばかりでなく、会陰部に張り付いたTバックの縦紐をなぞるように愛撫 するのです。

「はぁぁぁ」

私が思わずお尻をくねらせてしまうと、ローラは私のお尻の割れ目をくつろげ、縦紐を食い込ませたアヌスにも指を伸ばしてくるのです。

「くぅぅぅぅ」

「脱がせて欲しいの?」

見事に気持ちを言い当てられて、私は一瞬答えに窮しましたが、でも思い切って告白します。

「ええ、脱がせて」

吐き出すように喘いだ私は両手で抱いた枕に顔を埋めます。

ローラの手がTバックの横紐にかかります。右側に、そして左側にも。

「ぁああ」

私は脱がせやすいように太腿を軽く閉じてその瞬間を待ちます。

「脱がすわよ」

言い終わらないうちにローラの手が動き出してTバックがするすると下げられると、先ほどまで薄いとは言えTバックの生地に覆われていたペニスがひんやりした空気に触れ、私は慌てて太腿をピタリと閉じます。ローラは構わずにTバックを膝から下へとずらして足先から抜いてしまいます。

「私も脱ぐわね」

ローラがブラを外す音が聞こえ、さらにTバックを脱ぐ気配がします。

「ジーナ、愛してるわ」

そう言うなりローラの膝が私の僅かに開いた膝の間に滑り込み、そのままローラは身体を重ねてきます。 ローラの太腿が私の太腿に密着し、ローラの柔らかなペニスが私のお尻に押し付けられます。さらにローラが身体を倒すと、豊満な乳房が背中に触れ、そして押し潰されるのです。

「ぁあ、ジーナ」

ローラの舌が私の首筋を這い、熱い息が耳たぶを撫でるようにかすめます。 そしてローラがさらに太腿を私の会陰部に押し付けてくると、私は思わず脚を開いてより深くローラの太腿を受け入れるのです。

「ぉおお」

私が溜まらずにお尻を少し持ち上げると、ローラは膝を立てるように太腿を一層強く私の会陰部に押し付け、濡れた私のペニスがローラの太腿に触れてしまいます。

「はぁぁぁ」

みるみる固くなったペニスにローラが太腿を強く押し付けてきます。そしてローラが太腿を上下に動かすと、私のお尻の割れ目が一段と開いて、アヌスまでがローラの太腿に触れるのです。

「ぉぉおおおお」

そして何と柔らかかったローラのペニスまでが固さを増して、私のお尻にはっきりとその逞しい感触を与えるのです。

「ぁあ、ローラ。あなたのペニスを感じるわ」

「ジーナ、私もよ、ぁあ、ジーナ」

ローラは私の首筋を強く吸いながら太腿をグイグイと動かし 、私も負けずにお尻を揺すってローラのペニスの感触を味わうのです。私のペニスもローラのペニスも益々固さを増し、二人は喘ぎながら夢中で太腿を、そしてお尻を揺するのです。

ああ、でも、もっと強い刺激が欲しい!

その時です。ローラが突然身体を離し、私の股間から膝を抜きました。

「ぁああ、ジーナ。あ、仰向けになって」

ぁあ、ローラ、あなたも同じ気持ちだったのね。

私が慌てて身体を上に向けると、豊満な乳房を揺らしながらローラが待ちかねたように身体を重ねてきます。 私の下腹部にローラの太腿の付根が押し付けられ、先を濡らして固く勃起したペニスが今度は上向きになって挟まれます。そして私の太腿の付根にはローラの勃起したペニスが押し付けられるのです。

「ジーナ!」

私の頭を両手で抱きながらローラの熱い舌が私の唇の中に入り込み、私は夢中でローラの舌を吸い、両手をローラのお尻に回します。そして私が軽く膝を立てると、ローラも膝を軽く曲げ、私がローラの下腹部に太腿を一層強く押し付けると、その分、ローラの太腿が私の下腹部に強く押し付けられ、挟まれたペニスが熱い愛液を滴らせるのです。

溜まらずに私は顔を捻ってローラの唇から逃れて喘ぎます。

「ぁああ」

今度はローラが太腿を押し付けてくる番です。そして結果的に自分の下腹部に私の太腿を強く押し当てることになり、ローラも熱い喘ぎ声を上げるのです。

「ぁああ」

私たちはもう夢中でお互いの下腹部に太腿を押し付け、そして擦りつけます。私のペニスは自分の下腹部とローラの柔らかな太腿に挟まれ揉まれてジーンと痺れ始めます。きっとローラのペニスも同じように感じてるはずです。その証拠に私の太腿の付根が少しずつ濡れてきたのです。

「ぁあ、ローラ、私はもう」

「私もよ、ジーナ」

そして私たちはもう一度唇を合わせると、互いの舌を吸い合いながら腰を擦り付けあったのです。

燃えるようなローラのペニスが私の太腿とローラの下腹部に挟まれ転がされて一段と固さを増し、私のペニスも根元をジーンと痺れさせながら熱く膨らみます。まるで私達の下半身が一体になったように、私のペニスがローラの身体の中に、そしてローラのペニスが私の身体に入ってき た様な気になるのです。

「むぅむぅぅううう」

とうとう腰の後ろ側が弾けたような快感が突き抜け、私はローラの身体を抱きしめ、呻きながら射精を始めてしまいました。

熱いものが腹部に広がります。

「むぅ」

そして一瞬遅れてローラも呻き声を上げると、私の太腿に密着したローラのペニスが脈動し、次の瞬間には私の太腿の付根から腹部にかけて、別の熱い奔流が流れ出し、私の熱いものと一体になったのです。


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