チャイナタウン編(10)

緑色の浣腸液

出かける前に浣腸をしておかなかったばっかりに、私は 両太腿を極限まで拡げられて黒い台に拘束されたまま、スポットライトに煌々と照らされ、衆人環視の中で2リットルもの緑色の熱い浣腸液を注入されたのです。 便意を我慢する為に必死でアヌスを締め付けざるを得ない私は、何度も何度もオーガズムに達してしまい、私の裸身は汗でぬらぬらと光っています。 そして唇の横のマイクロフォンによって便意に苦悶する喘ぎ声だけでなく、快楽の絶頂を告げる咆哮までもが室内に響き渡るのです。

チェロの演奏はいつ終わるともしれず、私は顔を左右に振りながら陳夫人を探します。

ああ、未だなのですか。陳夫人。もう、ドリーは我慢できません。

そして私はまたもやドライオーガズムに達してしまうのです。

「ォォォォオオオオオ」

ああ、静子夫人。助けて下さい。

ところが夫人の席に目をやると、何とレイチェルと静子夫人が頬をくっつけんばかりに抱き合って私を見つめているではありませんか。そして二人は向き合って見詰め合うと、唇を近づけていくのです。

ああ、静子夫人。どうして。

でもその時、私は再びオーガズムに見舞われて金属手錠に拘束された両手を握り締め、両脚で金属ポールを折れんばかりに挟み込み、上半身を仰け反らせてしまったのです。

「クゥゥゥゥゥウウウウウウウ」

長い長い極大のオーガズムが過ぎて静子夫人の方を見ると、レイチェルの姿はもうありませんでした。

チェロの演奏が突然終わり、後ろで陳夫人の声がします。

「よく頑張ったわね、ドリーさん」

陳夫人は私の前に回って来られ、すぐ横にはレイチェルが微笑みながら私を見つめています。

やっと排泄できるわ。

「は、早く、シ、シンクの蓋を取って下さい」

今にもアヌスが綻んで緑色の浣腸液が噴出しそうなのを必死で堪えながら、私は呻くようにお願いします。

ところが陳夫人の答えは再び私を絶望させるものだったのです。

「今度はシンクじゃなくてこのお皿に出すのよ」

陳夫人に促されてレイチェルが私の目の前に差し出したのは純白の磁器の大皿です。

ああ、お皿になんて。こぼれてしまいます。

私は嫌々と首を振ります。

「こぼさないようにゆっくりとね」

「む、無理です。こ、こぼれてしまいますっ」

「じゃあ、ずっと我慢してなさい。容器はこれしかないのだから」

ああ、そんな。やっと陳夫人が戻って来られ、ホッとしてアヌスは緩みかけているのです。もう一分も我慢できません。

冷たいお皿がお尻に当てられました。

駄目、駄目、お皿では無理です。

そして嫌々と首を左右に振りながら最後の気力を振り絞ってアヌスを締め付ける私はまたしてもオーガズムに達してしまうのです。

「ク、ク、ク、クゥゥゥウオオオオオオオ」

そしてやっとオーガズムの波が過ぎ去ると、長い間締め付けっぱなしだったアヌスには激しくなる便意を我慢する力はもはや残っていませんでした。それでも私は必死に両手を握り締め、両脚で金属ポールを挟み込み、上半身を仰け反らせて何とか耐えようとしました。しかし、そんな私の努力をあざ笑うかのように、既に体温にまで冷めた浣腸液が僅かに綻びをみせたアヌスからひと筋の流れとなって滴り始めたのです。

「ああ、もう駄目、ご免なさいぃぃぃぃ」

天を仰いで目を瞑ると、緑色の浣腸液がアヌスから噴き出して飛び散り、客席がどよめくシーンが脳裏をよぎります。

ところが綻び始めているアヌスが感じているのは液体ではなく、ぐにゃぐにゃですがしっかりとした固形物ではありませんか。

「ああ、いやぁ、いやぁ、あぁ、あぁあああああ」

まるで腸を引きずり出されるような気がして、私は泣き叫びますが、一旦始まってしまった排泄は止まらず、その固形物は次から次へとアヌスを開いて体の外へ出て行きます。

「オオオッ」と客席がどよめき、「キャー」という悲鳴が上がります。

ああ、一体私は何を排泄しているの?

「その調子よ、ドリーさん。途中で止めちゃ駄目よ」

ああ、はい。でも一体何なの?

「いや、いや、いやぁああああ」

止めようとしても自分では止められません。泣き叫んでも排泄は止まらず、私は首を左右に振り裸身を仰け反らせてもがこうとしますが、厳しく拘束された下半身はビクともしません。

そして涙も枯れた頃やっと排泄が止まり、私は大きく喘ぎながら息を吐きました。

「見事に盛り上げたわね、ドリーさん」

陳夫人の声にあわせて私の脚の間に持ち上げられた純白の大皿には、まるでニシキヘビがとぐろを巻くように、緑色の太いソーセージのようなものが山盛りになっていたのです。

「ああ、こ、これは」

「冷めると固まる寒天の浣腸液よ。驚いたでしょ?ところどころ本物のウンチも混ざってるわね。でもこれで殆ど綺麗になったはず」

レイチェルが大皿を持って客席を回ります。

ああ、そんなものを見せないで下さい。

「では最後の仕上げをすることにしましょう」

ああ、まだ何か。

陳夫人の合図で大きな透明のエネマバッグが運び込まれ、金属ポールを上端で繋いでいる横棒にぶら下げられました。2リットルは軽く入りそうなバッグには白く濁った液体が一杯に満たされています。そしてエネマバッグから透明のチューブが長く伸びているのです。

「ああ、もうエネマは嫌です」

「これはエネマじゃないの。リンスみたいなものだと思えばいいわ」

そしてボーイが白い布を敷いた金属トレイを差し出します。

ああ、先ほどレイチェルが挿入されたクスコです(脚注)。私のアヌスにも入れられるのです。でもどうしてエネマの時に 。

陳夫人がクスコを取り上げ、嘴にジェルを塗りつけられます。

ああ、そのジェルはもう嫌です。

「これは普通のジェルよ。心配しないで」

ああ、さっきもそう仰ったのに、グリセリンジェルだったのです。

「アヌスは十分開いてるけど少しだけ塗ってあげるわね」

ジェルを載せた陳夫人の指がアヌスに触れます。

「ハァー」

ああ、でも今度こそ普通のジェルみたいです。

「じゃあ、入れるわよ」

陳夫人は一度私にじっくりと見せてから、クスコの先端をアヌスにそろりと差し込んでいかれます。

「ヒィ」

連続の排泄で熱く爛れたアヌスに冷たい金属が触れ、私は悲鳴を上げてしまいます。そして、クスコが挿入されるにつれて次第にアヌスが開かれ、私は快楽の喘ぎ声を漏らしてしまうのです。

「ァアア、ォオオ」

ああ、このクスコは長いわ。

やっと嘴が完全にアヌスに埋まったようです。

「今から開くわよ」

陳夫人がそう仰ると、アヌスが少しずつ拡張されます。ネジが回されて嘴が少しずつ開いてくるのです。

「アァ、イヤァ、イヤァアアア」

アヌスを内側から開かれる感覚は、何度味わっても慣れることの無い背徳の快感です。思わず静子夫人の方を見ると、夫人も心配そうな表情で私の方を見詰めておられます。

静子夫人。ドリーは耐えますわ。だから最後まで見てて下さいね。

すると私の思いが通じたのか、静子夫人は二度三度と頷いて下さいました。

「ォオオオ」

クスコが最後にグイッと開き、私は思わず喘いでしまいます。

「これで準備はOKね」

陳夫人はクスコから手を離すと、エネマバッグから伸びているチューブを掴み、先のノズルにジェルを塗りつけるとクスコに近づけて来られます。

ああ、クスコでアヌスを拡げられたまま浣腸されるのです。

アヌスは大きく拡げられているので、何の抵抗も無くノズルは直腸に入っていき、最奥の曲がったところで腸壁をこすり私を喘がせます。

しかし、陳夫人が少しチューブを戻してから再び押しこまれると、またスルスルと体内に入っていきますが、それでもしばらくするとそれ以上は進まなくなりました。陳夫人が何度か抜き差しされますが、それでもそれ以上には入りません。

「少しコックを開けて」

ボーイがエネマバッグの下のコックを捻るとチューブの中を白濁した液体がゆっくりと流れて私のアヌスを目指します。

来るわ、入って来るわ。

アヌスを引き締めようにもクスコで大きく拡げられているので、私はクスコを咥え込むことしかできませんが、目を瞑って身構えていると、直腸の奥深くが生暖かくなってきて思わず体が震えます。

「はぁー」

そして 陳夫人が再びチューブを抜き差しすると、今度はスルスルと入っていき、それにつれて生暖かく感じるところがさらに奥へ、そして体の左の方へと移っていきます。

ああ、こんなに奥まで。

「これくらいで十分ね」

陳夫人はチューブをクリップのようなものでクスコに固定すると、エネマバッグの下のコックを調整されます。

体の最奥に注がれる暖かい液体が直腸の方へと流れてきます。それ自体は急激な便意を引き起こすようなものでは無いようですが、直腸に液体が入れば下痢と同様の便意が起こります。しかもアヌスを拡げられたままでは垂れ流しなのです。

「ああ、シンクの蓋を」

「まあ、そうだったわね。我慢しようにもできないものね」

ボーイが手際よく黒い台の一部を取り外すとシンクが現れます。

便意は益々激しくなりますが私にはクスコを咥え込むことしかできず、そうする内にアヌスが暖かくなり、そして液体がポタリポタリとシンクにこぼれ落ちます。

「皆さん」

陳夫人が客席の方を向いて話しはじめられます。

「最後の仕上げは少し時間が掛かるので、ここで10分程休憩にしましょう。化粧室を使う方は後ろのドアを出て右側です。もちろん休憩中もドリーさんを見たい方は自由に見ていただいていいですよ。傍に来てもらっても結構。触 っていいかどうかは直接ドリーさんに聞いて下さい。休憩の後はいよいよあの子達のお食事の時間です。それではまた後で」

スポットライトが消えて客席の照明が明るくなると、賑やかになり立ち上がる方もおられます。二三人の女性が早速化粧室に向かわれるようです。そして静子夫人も立ち上がると後ろのドアの方へ行ってしまわれ ました。

私の体に注がれる白濁液は確かに浣腸液では無く、暖かくて体の内側が心地よくなる気がします。しかし直腸まで流れてくれば便意が起こることには変わりなく、私は 耐えようも無く便意をそのまま受け入れて、クスコで拡げられたアヌスからトロトロと白濁液を排泄するのです。

「ドリーさん、あなたも休憩していいわ。マイクはオフにしたから。でも足枷とかは外せないからこのままでね。ああ、タオルで体は隠してあげるわ」

陳夫人が白いバスタオルで裸身を覆って下さいました。クスコから白濁液を漏らしているアヌスは相変わらず晒されたままですが、久しぶりに乳房から下腹部までを隠す事ができて気持ちが落ち着きます。

「飲み物はどう?」

「ああ、お、お水をいただけますか?」

「もちろんよ。あなた、お水を持ってきて差し上げて」

すぐにボーイが氷の入ったお水を持って来て、ストローを私の口に差し出します。私は顔を横に向けてストローを咥え、少しずつお水を吸います。

ああ、美味しい。気持ちが落ち着くと、自分がこんな恥ずかしいことをしている事をあらためて思い知らされるようで、涙がこぼれてきます。

ひとしきりお水を戴くと私はストローを離し、「もう結構です」と言いました。

「じゃあゆっくりしててね。ボーイがすぐ後ろにいるから、何かあったら呼びなさい」

陳夫人はそう言い残すと舞台の奥の方へ去って行かれました。

スポットライトは消されたとはいえ、大開脚のあられもない格好を晒している事には変わりありません。しかもアヌスにはクスコが深々と刺さり、その中に挿入されているチューブからは白濁液が少しずつ体の最奥へ注入されるのです。

しばらく遠くから私を見つめていたカップルが二組、少しずつ近づいてきます。一組は私達の右隣に座っていたアジア系のカップルです。そしてもう一組は後ろの方に座ってた方でしょうか、中年の白人男性とブロンド美人のカップルです。 女性は30代後半でしょうか、見事な肢体を真っ赤のイブニングドレスから露出させています。二人とも大きな羽飾りのついた仮面を付けています。

ああ、また直腸に液が溜まってきます。今は来ないで。

白人男性が女性の大きく開いた肩を抱き寄せながら何事か囁くとブロンド美人が答えます。

「馬鹿なこと言わないの」

その瞬間、私の背筋は凍りつきました。

この声は。

アヌスからは白濁液が滴ります。

ああ、この聞き覚えのある声は、そして仮面で隠されていますが美しい横顔は。

間違いありません。前の会社の人事部長のカレンです。

あの頃は仕事では男装だったからカレンは私がTGだとは知らないはずですが、先ほどからあれだけ喘ぎ、咆哮を上げていましたから、もしかしたら声で気付かれているかもしれません。普段は女らしい声を出せるようになったし、ドライオーガズムに達する時は元から高い声がでるのですが、それでも声の質は変わってないはず。

彼氏に肩を抱かれながらカレンが私の大きく開いた脚の間へ近づいてきます。そして視線を落としてクスコを突き刺されチューブを 挿入されているアヌスを見つめているようです。

「クゥー」

きりきりと便意が起こり、カレンに見つめられながらアヌスがまたしても白濁液を吐き出します。

「まぁ」

ああ、カレン、そんなところを見ないで。

カレンのブロンドの美しい髪を見つめていると、彼女がふと顔を上げ、視線が合ってしまいました。

記憶の糸を手繰るように私を見つめるカレン。

私は堪らずに顔を横に向けますが、心臓がドキドキします。

ああ、お願い。思い出さないで。

「席へ戻りましょう」

カレンはそう言うと彼氏に肩を抱かせたまま席へ戻りかけましたが、二三歩進むと立ち止まり、くるりと振り向くと今度は私の右側へと近づいてきます。

横顔を見ようというのです。

私は視線を合わせるのが怖いので真っ直ぐ前を向いています。カレンの視線が頬に突き刺さります。

「ドリーさん?」

ああ、どうしましょう。

私は真っ直ぐ前を向いたままなるべく高い声で答えます。

「は、はい」

「タオルを少し肌蹴てもいいかしら?」

まあ、何という大胆なことを言うの、カレン。

「おい、本気か?」

白人男性が驚いたように言います。

「あなたの美しい胸を傍で見たいの」

私はずっと視線を逸らしているのも失礼だし不自然だと思われも困るので、少しだけ顔を右に向け、ちらりとカレンの目を見ましたが、余りにも近くで見つめられているので思わずまた顔を前に向けます。

ああ、間近に乳房を見たいのね。

私は恥ずかしさに打ち克とうと目を閉じました。

「ええ、ど、どうぞ」

「じゃあ、失礼するわね」

カレンは手を伸ばして乳房に引っかかっている白いバスタオルを摘まむと、ゆっくりとめくります。

「オォ」

「オォ」

白人男性が、そしていつの間にか左側に立っているアジア系の男性が声を漏らします。

さっきまで全裸でいたのに、しばらくタオルで隠されていた乳房が再び晒されると恥ずかしさが込み上げて来て、私は上半身をくねらせてしまいます。そして骨盤の奥がドクンドクンと脈打ち、バスタオルで隠されているペニスの中を熱いものが流れました。

そしてあろうことか、またしても便意が起こり、カレン達二組のカップルに両側から見つめられながらアヌスが白濁液を吐き出すのです。

「クゥ、ウ、ウ、ウ」

「ド、ドリーさん」

チャイナドレス姿のアジア美人が声を震わせます。

「ハ、ハイ」

私は今度は少し左に首を傾けて答えます。

「下のほうも見せて貰ってもいいですか?」


クスコ (Speculum) : ヴァギナやアヌスに挿入し、開いて固定する医療器具。膣、直腸検査或いは膣、子宮内の医療措置、膣式手術の際に用いる(図)。(本文へ戻る


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