チャイナタウン編(8)

悪魔のアナルマッサージ

チェロの奏でる優雅な旋律に乗って、陳夫人がハサミをカシャカシャと開閉させながら私の両脚の間に近づいて来られます。

「さあ、どこから切ろうかしら?」

そしてまるでチェロの伴奏に合わせるように陳夫人のソプラノが室内に響き渡ります。

対峙する私はまるでまな板の上の鯉のようなもの。銀色のハイヒールを履いて猫の仮面を付けているものの、裸身を覆うのは水色のTバックだけ。そんなあられもない姿で斜めになった黒い台に 載せ上げられた私は両腕を頭上に引き伸ばされて金属手錠で固定されています。完璧に脱毛された腋はもちろん、汗ばんだ乳房も、柔らかですが引き締まった腹部も、スポットライトに煌々と照らされています。さらに両太腿は極限まで拡げられて左右の金属ポールに絡められ、そこから高々と脚を上げてポール先端に足首を固定されているのです。 如何にTバックを穿いていても膨らんだ局部は隠しようがありませんし、膝から先を無理やりに内側に曲げたポーズの所為でしょうか、必死にすぼめようとしてもアヌスは 大きく開いてしまい、その中央部を辛うじて細い紐に隠されているだけなのです。きっとアヌスの皺の一つ一つまでがスポットライトの光を浴びて露わになっていることでしょう。

客席の皆さんが仮面越しに私の乳房を、アヌスを、そして膨らんだ局部をじっと見つめておられるのがわかります。そして、時折視線が合ってしまうと私は思わず目を閉じてしまうのです。

「縦紐を一気に切るのよ!」

後ろの方の女性が叫びました。

「そうだ、それがいい」

別の男性の声です。

「皆さん、早くご覧になりたいみたいですね。ドリーさん、それでいい?」

私を覗き込むように尋ねられる陳夫人の口元には耳に掛けたホルダーから伸びる超小型マイクが黒く光り、陳夫人の美しい声を室内に響かせているのです。

ああ、そんなことを私に聞かれても。嫌と言ってもどうせ切られてしまうのです。ここまで恥ずかしい姿を晒してるのですから、もう早く引導を渡して下さい。

私は息を大きく吸い込むと、コクンと首を縦に振りました。

「分かったわ」

陳夫人は客席の方を振り返ると、「ドリーさんも早く見て頂きたいそうですわ」と仰ってから再びこちらを向いて私の脚の間にしゃがまれました。 チェロがクライマックスを告げるように高々と鳴り響きます。

「じっとして、動くと危ないわよ」

そしてハサミを大きく開くと会陰部に張り付いているTバックの縦紐と皮膚の間に一方の刃を潜り込まされたのです。

「ヒィッ」

冷たい刃が会陰部に触れたのと同時に私は骨盤底筋を締め付けてしまい、ペニスの中を熱いものが流れました。

「では切ります」

私は視線を落として局部を覆っている水色のTバックを見つめます。

ああ、切られるのね。

チェロの音が突然止まると、 陳夫人が一瞬ちらりと私の方をご覧になり、微笑を浮かべてから俯かれると シャキッという音がしてTバックの三角の部分が捲れ上がり、半勃起のペニスが露わになり、同時に今までアヌスに触れていた細い縦紐の感触もフッと消えてしまった のです。

「まあ」という女性の嬌声が、そして「ォオオ」と言う男性のどよめきが聞こえます。

「アアァ」

思わず裸身をくねらせようとしますが、限界まで拡げられ頑丈な金属ポールに絡められた両太腿はビクともせず、私は金属手錠を掛けられた両手を握り締め、上半身を仰け反らせてこの羞恥に耐えるのです。

そして客席の方に顔を向けると、ペニスに集まっていた視線が一斉に私の仮面に降り注ぎ、何人もの方と目が合ってしまった私は嫌々と顔を左右に振り続けたのです。

陳夫人は今度はウエストの左側にハサミを近づけるとTバックの横紐を切り、左手でTバックの残骸を掴むとスルリと私の裸身から引き剥がして客席に示されたのです。

ああ、これで全くの一糸まとわぬ全裸になったのです。そして何と言うことでしょう、自分の恥ずかしい姿に興奮してペニスが益々勃起しだしたのです。

「皆さん、どうです?ドリーさんの体。素晴らしいですわね。まあ、それにペニスまで固くして」

ああ、陳夫人、言わないで。

ペニスは下腹部から頭をもたげて堂々とばかりに屹立し、先ほどから吐き続けた粘液の糸を引いています。

「でも今晩はペニスには用はありません。活躍していただくのはこちらですね」

陳夫人はそう言いながら、先ほどからヒクヒクさせているアヌスに指を触れられます。

「アァァ、アァ、あ、あ、ま、ま、待って下さい」

アヌスに触れられて喘いだ途端に、私は大切なことをしていないことに気が付いたのです。少し位のアナルプレイなら平気でしょうが、あんなに奥まで蛇を挿入されるのなら、必ずしなければならないこと。先ほどのレイチェルはきっと舞台に登場する前に十分に済ませていたはずです。

「どうしたの、ドリーさん」

ああ、でも今ここで言えば、大きく脚を開いて拘束されたままの姿でされるに違いありません。こんな格好でされるのは、そしてその結果として起こる生理現象を考えると、いくら仮面を被っていても耐えられるものではありません。

「ああ、いえ、な、何でもありません」

私は喘ぐように囁きます。

「そう。じゃあ、次はアナルマッサージよ。タップリとジェルを付けてあげますわ」

ああ、陳夫人は忘れておられるのかしら。でもアナルマッサージで指を根元まで挿入されれば、きっと直腸奥に潜んでいるものに触れられるでしょう。もし幸いにも指が届かなくても、あの長いスポイトで秘密の液体を直腸奥に注がれる時にはきっと気付かれるでしょう。そして、気付かれてしまえば、その時はきっと・・・。

今すぐに恥を晒すか、後で恥を晒すか。でも自分からはあんな恥ずかしい言葉は口に出せません。

私が戸惑っているうちに、 陳夫人は何も気付かれない様子でメディカルグローブを嵌めると人差し指にタップリとジェルを取り、ゆっくりと私の股間に近づけると既に大きく開いているアヌスに触れられたのです。

「アアァ」

ひんやりしたジェルの感触に思わず私は上半身を仰け反らせてしまいますが、すぐにアヌスが熱を持ち始めます。ああ、私の好きなウォーミングジェルです。 再びチェロが優しい旋律を歌い始め、陳夫人のアナルマッサージが始まりました。

「フゥ、フゥ」

私は息を吐きながら余り大きな喘ぎ声を出さないようにアナルマッサージに耐えます。徐々に人差し指はアヌスを抉じ開けるように侵入してくるのです。

「あぁ、駄目です。陳夫人。声を上げてしまいます」

私は小声で哀願しますが、陳夫人は「大丈夫よ、いつも静子夫人にされて慣れているでしょ」と言って、マッサージを止めて下さる気配はありません。人差し指は少しずつアヌスに侵入してきて、もう第二関節あたりまで挿入されたでしょうか。

「後で辛くないように十分にジェルを塗ってあげるわね」

陳夫人は時々人差し指を抜いてジェルを補給しながら、アヌスの内側、そして直腸壁にタップリとジェルを塗りつけて下さいます。するとウォーミングジェルの効果でアヌスは熱にうなされるように柔らかく開きはじめ、直腸もまるで性感帯になったかのようにジーンと痺れてくるのです。

「ハァー」

私はもう先のことは考えられず、アナルマッサージの快感に翻弄され、熱い吐息を漏らしながら、顔をゆっくりと左右に振り続けるのです。

「中指も入れてあげるわね」

ああ、そんな。声が出てしまいます。

一旦人差し指が抜かれると、今度は太い物がアヌスに突き立てられます。きっと人差し指と中指を揃えて挿入しようとされているのです。

「どうすれば楽に飲み込めるか知ってるわね、ドリーさん?」

ああ、知っています。自分からもっとアヌスを奥のほうまで開いて飲み込むのです。無理やり抉じ開けられると快感のあまり声が出てしまうでしょう。そうならないように、自分 からアヌスをもっと開かなければ。

「ウゥーン、ウゥーン」

ウンチをする時のように気張るとアヌスはさらに奥のほうまで開くのです。

「ウゥーン、ウゥーン」

ああ、太い物が入ってきました。陳夫人の二本の指です。

「凄いわ、指が飲み込まれるわ」

ああ、その調子よ、ドリー。

「ウゥーン、ウゥーン」

ああ、指が、二本の指がアヌスに入ってきます。

「アァ、アァァァァ」

思わず骨盤底筋を締め付けてしまい、またもやペニスの中を熱いものが流れました。アヌスを開かれる快感は何度味わっても慣れることの無い背徳の快感です。二本の指はゆっくりと回転しながら深く深く入ってきます。

「ォォオ、ォオオオ」

そして根元まで侵入した二本の指がさらに回転するのです。

「ホォォォォォオオーーー」

その時です。 突然私は下腹部に違和感を感じ、全身に悪寒が走ったのです。

「いやぁ」

そして陳夫人の二本の指を食い締めてしまったのです。

「あぁ、いや、あぁ、駄目、駄目です」

「どうしたの?」

ああ、どうしましょう。こんなことって。どうして急に?

「どうしたの、ドリーさん?」

陳夫人が心配そうに覗き込まれます。

ああ、駄目、駄目です。

私は声も出せずに力なく顔を左右に振ります。

「大丈夫、ドリーさん?気分でも悪いの?」

ああ、そうじゃないんです。でも、言えません。とても恥ずかしくて。

目尻から涙を零しながら、私は力なく顔を左右に振ることしかできません。

ああ、静子夫人、助けて。

私は顔を起こして最前列で微笑んでおられる静子夫人をじっと見つめ、「駄目なのです」と目で訴えます。

「静子夫人、ちょっとこちらへいらして下さる?ドリーさんの様子が」

陳夫人も心配そうに静子夫人に声を掛けられます。

ところが静子夫人の口から出た言葉は、とても信じられないものでした。

「陳夫人。気にしないで続けてちょうだい。ドリーは時々嫌がるような振りをするの。でも本当は続けて欲しいのよ。だから気にしないでマッサージを続けてあげて」

ああ、そんな。私は本当に駄目なのです。

しかし、陳夫人は静子夫人の言葉に安心されたのか、再び二本の指をゆっくりと回転させられるのです。

「そうだったんですの。すっかり騙されましたわ。ドリーさん、中々の名演技だったわ」

ああ、違うんです。本当なんです。ああ、駄目。そんなことをしては、駄目。

下腹部の違和感ははっきりと、とても口に出して言えない感覚に変化してきたのです。額に、そして乳房の谷間に汗が浮かびます。

ああ、どうして。さっきまでは全然平気だったのに。確かにウォーミングジェルには少量のグリセリンが入ってますが、いままでこんなことになったことは一度もありません。

もしかして陳夫人のジェルには大量のグリセリンが?そういえばアヌスも直腸も普段よりも一層燃え上がるように熱くなっています。

まさか陳夫人はアナルマッサージと称して高濃度のグリセリン・ジェルを直腸に塗りこめておられたのでしょうか?そして、あらかじめアナルプレイの準備をさせて下さらなかったのは、アナルマッサージの後で私に生き恥を晒させるため?そしてこれら全ては静子夫人も承知の上でのこと?

そんな私の想像を裏付けるかのように、「クゥゥゥーー」という音を発しながら下腹部がきりきりと収縮し始めたのです。

ああ、これは間違いなくグリセリンです。

余りに効き目が強烈なので滅多に使わないグリセリン。それなのに、客席に向かって大きく脚を開き、全開にして晒しているアヌスに、そしてその奥の直腸に、私はグリセリンジェルを塗りこめられ ているのです。

ああ、悪魔のアナルマッサージです。

そして決して口に出せない感覚が一層つのって来たのです。

「ああ、駄目です。陳夫人、指を抜いて下さい」

「分かったわ、ドリーさん。もっとジェルを塗って欲しいのね」

「ああ、違います」

陳夫人は二本の指を一旦抜くと、私に見せつけるようにタップリのジェルを乗せ、そして再びアヌスに挿入しようとされるのです。

「ああ、駄目です、駄目」

何とかお尻を振って陳夫人の指から逃れようとしても、両太腿を限界まで拡げられ頑丈な金属ポールに絡められてい ては、前後左右に1センチ程ずつアヌスを動かして逃げ回るのが精々です。

「そんなにお尻を振って、まるで誘惑してるみたいよ、ドリーさん」

陳夫人は楽しそうにそう仰ると、タップリとジェルを乗せた二本の指をズブリとアヌスに挿入されたのです。

「ああ、もう、イヤァ」

私に出来ることは、金属手錠を掛けられた両手を握り締め、上半身を仰け反らせることだけです。

既に十分にグリセリンジェルを塗りつけられている直腸は、当然起こるべく蠕動運動を始めてしまっているのです。それなのに、さらにグリセリンジェルを塗りこめられるのです。 もう恥ずかしがっている場合ではありません。私は意を決して陳夫人に小声でお願いします。

「ああ、陳夫人、御免なさい。足枷を外して。手錠も。ああ、早く行かなければ」

「なに?ドリーさん?聞こえないわ?」

陳夫人はそう言うと、二本の指をアヌスに挿入したまま顔を近づけて来られました。

「ゴメンナサ」

自分の声が突然室内に響き渡りました。

ああ、陳夫人のマイクロフォンです。唇を触れんばかりに近づけて来られている陳夫人の口元に光る超小型のマイクロフォンが私の声を拾うのです。

「もう一度仰って?ドリーさん?」

ああ、そんな。マイクの近くで話せば私の声が響いてしまいます。

私は嫌々と首を横に振ります。

「何でもないのね?」

陳夫人は顔を離されると、再び二本の指を動かし始めるのです。

「ああ、駄目です、陳夫人。足枷を外して。手錠も」

「なに?ドリーさん?やっぱり何か仰りたいの?」

陳夫人が再び顔を近づけて来られます。二本の指はもちろんアヌスに挿入されたままです。小型マイクロフォンは私の唇に触れんばかりで、「ハァー、ハァー」という私の息の音が室内に響いています。

ああ、声を聞かれてしまいます。でも、もう我慢が。

「ご、御免なさい。足枷を外して下さい。て、手錠も。駄目なのです、早く行かなければ」

私の震える声が室内に響き渡ります。

「行かなければって、どこへ行くの、ドリーさん?」

陳夫人が顔を近づけたまま仰います。

ああ、そこまで言わなければならないのですか。

「ああ、おトイレに、おトイレに行かせて」

囁くように言ったつもりなのに、恥ずかしい言葉がスピーカーから部屋中に響き渡り、客席がざわめきます。

「まあ、おトイレに?」

陳夫人がゆっくりと強調するように繰り返されます。

「急に言われても、足枷も手錠も鍵が掛かってるから。ああ、あなた、鍵を持ってきて」

ボーイが小走りに部屋の奥へ去ると、陳夫人は左腕で私の頭を抱き、まるでキッスをするように唇を近づけて来られます。

「すぐに鍵を取って来させますから、しばらく我慢しててね」

ああ、でも、私はもう一刻も待てません。

「もう駄目。何か、何か受けるモノを。ああ、ここで、ここで粗相をしてしまいます」

恥ずかしい言葉が室内に響き渡り、涙が毀れます。

「まあ、それは大変」

陳夫人は体を起こして客席の方を見渡すと、

「静子夫人、ドリーさんのグラスを取って下さらない?」と言われ、左手で私のペニスを摘ままれるのです。

ああ、違うんです。おしっこじゃないのです。私は必死で首を横に振ります。

「まあ、グラスじゃ駄目なの?」

陳夫人が再び唇を近づけて来られます。

「もっと大きなジョッキが要るのかしら?」

静まり返っていた客席がドッと沸きます。

違います、違います。私は首を左右に振り続けますが、そうしている間にも直腸の蠕動運動は激しさを増し、私は厳しく拘束された裸身を震わせながら必死で陳夫人の二本の指を食い締めているのです。

「小さい方じゃないのです・・・・・ァァアアア」

恥ずかしい言葉が響き渡り、その声を聞いた私が喘いでしまうと、その喘ぎ声がまた室内に響き渡るのです。

「小さい方じゃないってどういう事、ドリーさん?」

ああ、ご存知の筈なのに。そこまで言わなければならないのですか。

私は陳夫人の二本の指を必死に食い締めながら、首を左右に振ります。

「どういう事なの、ドリーさん?」

「お、お、大きい方なのです・・・・・ァァアアアアア」

仮面の下に隠された顔を真っ赤にして、私は呻くように恥ずかしい言葉を吐き出し、その言葉が部屋中に響くのを聞いてまたしても喘ぎ声を響かせてしまうのです。

「大きい方って、何なの?何が大きいの、ドリーさん?」

ああ、もう許して、陳夫人。もう許して下さい。

アヌスを締め付けようとしても、もはや生理現象の方が遥かに強烈です。 固形物がゆっくりと直腸を降りてきて、陳夫人の指を押し出しながらアヌスを内側から開き始めます。

「ああ、もう、だ、駄目、で、でるぅぅぅぅぅ」

恥辱の叫びが部屋中に響きます。

「ィィィヤアアアァァァ」

ところが、ああ、何という事でしょう。今にもアヌスを開いて顔を出しそうになった固形物が、陳夫人の指に押されて再び直腸深くへ戻されるのです。

「まだよ、まだ出させてあげないわ。ちゃんと言うまでは」

ああ、そんなこと。

「ヒィィィ」

直腸の中では陳夫人の指で押し戻された固形物を吐き出そうと、蠕動運動が狂ったように激しくなり、もはや自分でアヌスを締め付けることさえできません。二本の金属ポールに拘束された太腿 は汗ばみ、腹部から乳房にかけてはぬらぬらと光る裸身に汗が流れています。そして私は、唯一動かせる上半身を仰け反らせ、直腸の生理現象に耐えるのです。

「さあ、何が出るの。はっきり言いなさい。ドリーさん」

陳夫人は私の頭を抱いたまま、じっと私の目を見つめられ、そして唇を触れんばかりに近づけられて私がその言葉を口にするのを待っておられるのです。

「クゥゥゥゥ」

再び上半身が仰け反り、裸身がガクガクと揺れて汗が飛び散ります。

ああ、もう駄目です。もう我慢が。陳夫人、言ったら許して下さいますね。

陳夫人がゆっくりと頷かれます。

ああ、言います。ドリーは言います。

「ウッ」

声が室内に響き、私は思わず口ごもってしまいます。しかし私は目を瞑ってその言葉を口にしたのです。

「ゥ、ゥ、ウンチが出てしまいます」

室内に響き渡る自分の恥ずかしい声を聞いた私は、「ァアアアアーー」と泣き出してしまい、そして追い討ちをかけるように陳夫人の指がスーと抜かれたのです。

一瞬私は健気にもアヌスを締め付けようともがきましたが、生理の限界を超えて激しさを増す直腸の蠕動運動の前には何の抵抗にもならず、アヌスを内側から大きく開きながら固形物が次から次へと吐き出されるのです。

「アァー、アァー、何かで受けて、アァー、御免なさい、御免なさい、アァー」

私の頭を抱きしめ、唇を触れんばかりに顔を近づけておられる陳夫人に見つめられながら泣きじゃくる私の声が、いつまでも室内に響き渡っていました。


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