パワーボール・プレイ(1)

プールでの楽しいひと時の後は、静子夫人は連日お仕事で朝早く出かけて夜にしか帰って来られませんでした。夜も会食が多いらしく、私は一人でルームサービスを取る毎日でした。そして夜遅く帰って来られても、ひどく疲れておられるようで、さっとシャワーを浴びてすぐにベッドに入られます。ベッドの中で私が手を伸ばしても、「御免なさい、ドリー。疲れているの」と言って反対側を向いてすぐに寝てしまわれます。私はそんな夫人に対して何もして上げられない自分が悲しくて、一人ベッドの中で悶々としていました。

朝は私が目を覚ますと夫人はもう着替えて出かけるところです。「今日も遅くなると思うから」と言い残して、ドアがガチャリと閉まります。私は一人では外出する気にもならず、部屋で本を読んで過ごしました。

三日目の午後です。夫人から電話がかかってきて、今日は夕方までに仕事が終わるから一緒に出かけましょうと言われ、私は大喜びです。でも次の言葉が気になります。「パワーボール・プレイをするから、十分浣腸しておくこと」ですって。きっとまたパワーボールを挿入された後、どこかで引きずり出されるのです。私は怖い気持ちが半分と、待ち遠しい気持ちが半分で、骨盤の奥がジーンと疼きはじめます。

時間はまだまだあるのですが、本を読んでもテレビを見ていても落ち着かず、Tバックだけの姿になって窓のカーテンを開け放って裸体を晒し、少しでも気持ちを落ち着かせます。

あまり早くに浣腸してもまた便が貯まるので、夫人の帰って来られる1時間位前から浣腸を始めます。シャワーヘッドを外してシャワーホースをアヌスにあて、ゆっくりとお湯を注入します。下腹部が膨れてきたら止めて、できるだけ我慢をしてから排泄します。便意は無かったので最初はお湯が出るばかりですが、三四回繰り返すと少しずつ便が出てくるようになります。さらに繰り返すと便は出なくなり、再びお湯だけが出るようになり準備完了です。

体を拭いて髪を梳かし、メークをしながら夫人を待ちます。ドアベルが鳴って夫人が戻られました。全裸の体にバスタオルを巻いてドアを開けます。夫人はドナ・キャランの黒のツーピース。どこかの会社の副社長みたい。膝上のミニがとてもお似合いです。

夫人はハンドバッグを椅子の上に置くと、バスタオルの上から私をいきなり抱きしめてキッスをされます。思わず舌を差し入れて夫人の甘い唾液をゴクンゴクンと飲みます。バスタオルが落ちて夫人の手がウエストからお尻を触ってきます。

「浣腸はしたの?」

「ええ、何度も何度も」

「じゃあ、支度しましょう」

夫人は私を抱きかかえるように寝室へ連れて行き、ジャケットを脱いでソファーに掛けたあと、引き出しからパワーボールを取り出します。白いブラウスの袖を捲くって慣れた手付きで右手にメディカルグローブを嵌め、KYウォームジェルを二本の指にたっぷり取りながら、全裸で立ちすくむ私を見つめておられます。

「ドリー、そこに四つん這いになって」

その言葉を何日待ったことでしょう。私は「ハァア」とため息を漏らしながらその場に膝をつき、両手を前に伸ばして額を手の甲に載せ、お尻を高々と掲げて夫人に向けます。夫人が近づいて来てグローブを嵌めていない左手がお尻に触れます。

お尻の割れ目がゆっくりと開かれ、アヌスに冷気が忍び込んできます。

「あぁぁ」

「浣腸したばかりだからもうアヌスが開いてるわ」

「ああ、そんな」

「じゃあ、指を入れるわよ」

ああ、いきなり指を入れるのですか。マッサージもせずに。夫人が言い終わらないうちに、指が、それも一本ではなく二本まとめてアヌスに挿入されます。

「おぉ」

「深く入れるわよ」

と言いながら二本の指がアヌスを押し広げながら入ってきます。

「いやぁ」と喘ぎながら必死にアヌスを緩めます。

ああ、今日の夫人はいつものようにじっくり時間をかけて下さいません。仕事のストレスでイライラされているのでしょうか。二本の指は根元まで入り私は「ぉおおおお」と喘ぎ、思わず指を食い締めてしまいます。

「回すわよ」今度は二本の指が回転し、私はついつい締め付けてしまいそうになるアヌスをあわてて開きます。

「おぉ、おぉ」アヌスに入れられた指を回転される快感は何ていえばいいのでしょう、アヌスの襞が指でこすられてアヌス全体を熱く爛れさせるのです。

「今度は三本入れるわよ」と言いながら夫人は一旦二本の指を抜き、アヌスが閉じないうちにすぐに三本の指を挿入して来ます。

「ウゥ」指が三本になると、先の方こそ人差し指、中指、薬指の三本がまとまっていますが、根元はそれぞれ離れているので、それらが挿入されるにつれ、アヌスは大きく拡張されるのです。そしてそれ位拡張しなければ、とうてい3.8cmのパワーボールを飲み込むことなどできないのです。

「アァァーーー」と叫んで私は三本の指を根元まで飲み込みました。

「回すわよ」

ああ、そんな。もう少しゆっくりとしてください。そう訴える余裕も与えずに、今度は三本の指が回されます。

「あぁ、あぁ、あぁーーー」私は涎を流しながら喘ぐしかありません。

右に左に三本の指が回転し、私は必死でアヌスを緩めます。アヌスを締めてしまうと、三本の指を強く感じて、今にも絶頂に達しそうになるのです。ペニスの先からは既にカウパー腺液が糸を引いて太腿に絡みます。

「そろそろいいかしら。パワーボールにジェルを塗って」と夫人は私にKYウォームジェルとパワーボールを渡します。

私はアヌスを翻弄されながら、今から挿入される5個の大きなボールに自分でジェルを塗りつけていきます。ボールに触れるたびにその大きさを実感しながら。もちろん、こうやって私にボールの大きさを感じさせるのも夫人の魂胆なのです。やっとジェルを塗り終え、ヌルヌルになったボールを夫人に手渡します。

「指を抜くわよ」ゆっくりと三本の指が引き抜かれます。アヌスが離れて行く指にまとわりつき、私は「ぅううう」と呻きます。

指が抜かれたと思ったらすぐさまボールが押し付けられてきました。ああ、大きいわ。

小さなボールはともかく、こんな大きなボールを飲み込むのは、同じ太さのディルドを飲み込むよりもずっと難しいのです。ディルドは先が細くなっているので挿入は割りと楽で、一旦先が入ってしまえば、少々根元が太くなっていても、徐々にアヌスは拡がるのです。でもボールを飲み込む為には、最初からアヌスを大きく開かなくてはならないのです。

「アヌスを開いて」夫人の叱責がとびます。

私は一旦大きく息を吸って、フーと吐きながらアヌスを開きます。ボールが強く押し当てられ、アヌスにめり込むようです。

「ゆっくり回して下さい」と私は恥ずかしいお願いをします。でも回してもらうと徐々にアヌスがボールにからみついて拡がるのです。

「こうね」と言いながら夫人はボールを右左と回しながら押し付けてきます。少しずつアヌスが開きボールに絡み付いてきます。

「あぁ、あぁ、あぁ」

「大分、開いてきたわよ」

「あぁ、いやぁ、あぁーーー」

ボールでアヌスを開かれる感触は何度味わっても慣れません。というか慣れたくありません。それ程、心地良い快感なのです。

「もう少しよ、ドリー」

「うぅ、うぅ」

「もう入るわ」

夫人が言い終わらないうちにアヌスが極限まで開いたかと思うと、一つ目のボールがヌルリと直腸へすべり混み、一旦開ききったアヌスが閉じる快感に思わず「アァー」と叫んで四つん這いの背中を仰け反らしてしまいますが、次の瞬間、二つ目のボールによって再びアヌスはこじ開けられ、「いやぁああ」と喘ぐのです。いつもながらパワーボールの繋ぎ紐の長さは絶妙なのです。最初のボールの最大径の部分が一旦アヌスを通過すると、今度はアヌスの収縮によって直腸内へ吸い込まれるように入っていくのですが、その力で今度は二個目のボールがアヌスをこじ開けるようにめり込んでくるのです。一つ目のボールさえ入ってしまえば、後は夫人が少し指を添えるだけで、二つ目以降のボールは次々にアヌスをこじ開けて直腸内へと入って来るのです。

「アァー」と再び体を反らして二つ目を飲み込むと同時に三つ目のボールがアヌスに侵入してきます。「ああ、いやあ」

静子夫人が軽く指で押すだけで、二つ目のボールに引っ張られるように、三つ目のボールがアヌスを大きく拡げながら侵入します。「アァアー」この辺りから直腸の中の方が窮屈になってきます。

そして四つ目。「アァー」

最後に一際大きく「アァアアアア」と叫んでとうとう五つのボールを全部飲み込みました。引き紐だけがアヌスから5cm程飛び出しています。お腹がズシリと重い感じがします。

夫人がティッシュでヌルヌルになったアヌスの周りを綺麗に拭いてくださいます。勃起していないペニスがつままれて包皮が剥かれ、カウパー腺液でジュクジュクの亀頭部が拭われます。太腿に着いた粘液も綺麗に拭き取られます。

「ゆっくり立って」

私はそろりと立ち上がります。直腸の中でパワーボールのそれぞれの中に仕組まれた合計5個のベアリング玉がグルングルンと動くのを感じます。脚を動かすたびに引き紐がアヌスに擦れて微妙な刺激を与えます。「ああぁ」と喘いで思わず腰をグラインドさせてしまいます。

「ちゃんと収まったみたいね。今度は仰向きに寝て脚を開いて」

グローブを外した夫人は肌色のテーピングテープとハサミを取り出します。不思議そうな顔をしている私に気付くと、「睾丸がブラブラしないようにね」と言って、右側の睾丸をやさしく窪みに押し込み上からテーピングテープで固定します。そして左の睾丸も。ああ、下着はやはり着けさせてもらえないようです。

「これでいいわ。じゃあもう一度立って」

「ペニスはいいのですか?」

「いいの。ペニスはこれで留めるの」

そう言って夫人が差し出したのは黒のマイクロスカートです。スカートでどうやってペニスを留めるのかしら?

スカートの生地はライクラかスパンデックスが混じっていて伸縮性があり、腰骨の下あたりで穿くと下腹部にピタリと張り付きます。着丈は20センチ程しかありませんし、下半分は少しフレア気味になっているので、これでは少しでも勃起すればペニスは完全に露出してしまいます。

「上に向けてスカートで押さえるのよ」と夫人が手を伸ばしてスカートの中に手を入れ、私のペニスを掴むと上に向けて下腹部に押し付け、その上からスカートで押さえるように固定したのです。伸縮性の生地なのでペニスはしっかりとホールドされています。微妙に生地が膨れているようにも見えますが、ベルトのような縫製模様がうまく隠してくれています。でも勃起させたら盛り上がりは隠せそうにありません。

「あんまり勃起させると上からペニスが覗くから気をつけてね」

そうです。スカートの上端までほんの2,3センチのところにペニスが上を向いていますから、勃起させてしまったら盛り上がりがどうこうでなく、間違いなく亀頭部が覗いてしまうでしょう。

「後を向いて」と言うと静子夫人はしゃがんで私のお尻やアヌスを点検します。

「下から覗かない限り紐も見えないわ」

「本当に?」と言いながら私は手でアヌスの辺りを探ります。パワーボールの紐が会陰部に絡み付いていますが、本当に見えないのかしら。

「上着はこれよ」と夫人は同じような生地の黒のノースリーブのシャツを差し出します。これも伸縮性の生地で、早速袖を通すと体にピタリとフィットするデザインです。真っ直ぐにカットされた裾はお臍の上でウエストに張り付くようです。フロントジップは短く、胸の谷間が大きく覗いています。スカートは腰骨の辺り、つまりお臍の下10センチ位までしかありませんから、私のウエスト部分はシャツとスカートの間で大きく露出しています。でもマンダリンカラーというのでしょうか、ピンと立った襟がドレッシーな印象を与えているので、そんなに露出過多のドレスという印象はありません。メークを夫人に直してもらって、黒のハイヒールサンダルを履き準備完了です。

睾丸は窪みに収められてテープで留められ、ペニスはスカートで固定されているので、いつものノーパンの時のようにペニスが太腿の間から飛び出さないように気をつける必要はありません。しかもお尻は完全に無防備で、しっかりと閉じたアヌスからは引き紐を覗かせているのです。私はこの格好がすっかり気に入ってしまいました。

静子夫人と私はロビーを出てタクシーに乗ります。

「新宿駅へ」と夫人が言います。

「新宿駅の傍なの?」

「さあ、それはお楽しみ」夫人がニコリと微笑みます。


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